RECOCAも年相応を悟る

●きのうつまづいて顔面強打した。最近近所の知人で転んで顔面を打ちひん曲がってしまったという話をよく聞くようになっているが、手もあるのに何で防御しないんだろうと不思議に思っていた。しかし、自分で体験してみると何故か手がとっさの判断に追いつかないということが分かった。要するに脳と抹消部分の神経回路の伝達機能がさび付いて防御に間に合わないのだ。今回の顔面の衝撃は相当で、これは歯が折れて鼻血が出て顔面血だらけに違いないと思って恐る恐る探ってみたが何の出血兆候もなく、キツネにつままれたような気分だった。それでも被害は少しあった。・鼻のてっぺんが赤くなった・膝をすりむいて痛い(あくる日治った)・ズボン片方破れた・眼鏡の蔓がひん曲がった

私はこれまで高校の時陸上競技で転んで一時松葉杖になったとき以外転倒経験がないので絶対そういうみっともないことはしない自信があったが見事に打ち砕かれた。これはハインリッヒの警告(大事故の前には多くのヒヤリハットがある。)であると受取って今後は自戒しようと思う。

最近のRECOCAは転んでもただでは起きない。起き上がるとともに一句浮かんだ。

・つまづいて悟る無常の八十の春

あるいは少し脚色して

・行き倒れ悟る無常の春の闇

●今年の東久留米の日中は寒がりの私でも春を感じる。息子の最後の里帰りの時、2月の斑の残雪の時だったが、小金井公園を散歩していて、彼はカルガリーの春だといってオーバーコートを脱いでいたことを思い出した。

近くを流れる小川、黒目川の昨日の日曜日の風景。釣り人が三々五々釣り糸を垂れていた。

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春本番の黒目川情景描写。@ある雑誌に載っていた黒目川水彩画

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