コロナ肺炎(武漢肺炎)雑感

●なんかマスクショックとかで店にマスクがないという記事があったのでほんとかいなと、一昨日家の周り半径2kmのドラッグストア10店くらい見回ったら見事に一個もなかったです。我が家ははどうも何事につけても初動が遅くて時代遅れになる傾向があります。ところで、このマスクというもの、ウイルス感染の予防になるのかと思ったらどうも効果ないようですね。ウイルスのサイズをテニスボールとすると、普通のマスクの網目は3mくらいらしいですから。それでも病気にかかった人が咳などの飛沫を直接まき散らさない効果はあるようです。それより、こんなマスクなしの状況だと花粉症の人困りませんか。飛んだとばっちりですよね。

●今回の新型肺炎(正式名分からないので、仮称「武漢肺炎」と呼びます。)はどのくらい危険?

これが最も知りたいところですが、患者数と死亡率は患者数の最も多い中国の統計に頼らざるを得ません。ところが、ネットなどの現地からの動画を見るとほんとは桁が違うのでは?という気がしますが、一応中国の発表数字に準拠すると死亡率は数%以下のようです。これは24日付けの英国の医学誌ランセット出た論文の数字だそうです。これは2002年の北京発症のSARS(9.5%)、MERS=中東呼吸器症候群(34.5%)と比べると低いかなという感じです。ちなみに、エボラは50%、インフルエンザ(0.1%)。ただし、SARSの時でも60歳以上の場合は死亡率50%以上だったようですから、今回も高齢で特に持病のある人は要注意です。(対インフルエンザも同じですね)日本の専門家の予測では、ウイルスの悪性度が今以上に強くなる可能性は小さいそうです。症状ですが、同じくランセットの論文では次のように記されているとのことです。かかると全員が肺炎。咳の症状3/4,多くで発熱、約半数で呼吸困難の症状が出ますが、顕著なのは鼻水、くしゃみ、のどの痛みは少ないこと。

●同じランセットの論文に香港大学の研究者が、中国の公式数字を使わずに独自の推計をした結果が載ってるそうですが、それによると感染者はすでに中国全土に7万人(1月25日付け論文)拡散している。だから、本気で感染者を入れないつもりなら中国全土との交流を一定期間止めなくては効果ないわけです。

●一方で、武漢など現地の動画をネットで見ると、まさにバイオハザードといってもよいくらいの状況で、日本の危機感の温度差の余りの違いに戸惑わざるを得ません。日本の今の状況は、武漢の一か月前の状態で、やがて日本も後追いで今の武漢になる、という動画が数多く流れています。この真偽について判断する正しいデータは一般人は知らされていないわけですから、だからデマに踊らされるなといっても所詮無理。まず、武漢が修羅場である事実は事実としてあるわけですから、なぜそうなっているのか。何が不都合でそうなっているのか、だから日本では起こりえないことだ、という論理的な説明を政府やマスコミは流してもらいたいと思います。武漢医療機関や街で起こっていること、修羅場を伝えるTVや新聞はどこにもないですよね~。今現地の動画で背筋の凍る動画は、医療機関の中や街の中で、人が突然意識不明になって倒れ、それを宇宙服の防護服を着た担当者が運んでいく風景です。コロナ肺炎の末期症状なのか、新規の別のウイルス病なのかがまず気になります。仮に前者なら、多分日本で起こることはないでしょうが、後者だとしたら・・・。なぜそんな心配をするかというと、武漢には生物兵器などの研究施設があるといわれているからです。今回の肺炎も公式には野生動物の生食起源といわれていますが、研究施設から漏れたものだとの裏情報もあります。もしそうだとしたらもっと危険な病原菌が漏れ出すことだってあり得るでしょう。そういう裏情報の信ぴょう性を排除できないのは中国の隠ぺい体質にあるのは明らかと思います。

結論として、我々一般人がなしうることは何もありません。マスクや手洗いうがいなども気休め。私は気休めの追加で、今週東久留米から電車で都心を通過する予定を急遽取りやめ自宅待機としました。私も一応高齢者ですから、過剰防衛かも知れないが、一応そういうことにしました。

春節で来た中国人が帰り、武漢からの日本人チャーター機がついてからの数週間が今後の日本での拡大傾向を見極める山だと思います。

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