この界隈いろいろの老人施設でどこに行っても絶対受ける歌があることをオカリナボランティアを始めてすぐ発見しました。
・高原列車は行く
・憧れのハワイ航路
いずれも終戦後すぐのラジオ歌謡華やかなりしころの歌です。両方とも軽快で憧れに満ちた青春歌謡の感じがいいですね。みんなで歌って頂く時は、景気づけに一番初めにこれを持ってくると皆さん元気になる様子が見て取れます。
3月はどこもコロナの自主規制で訪問ボランティアがないので、腹いせにと言ってはなんですがここでやらせてもらうことにしましたのでお付き合い頂ければ嬉しいです。
ところでその前に、ＰＣやスマホの音質について前から気がついていることをちょっと記しておきたいと思います。
PCにしろスマホにしろ音は出ますが、音楽鑑賞用の音質としてはちょっと不満足ですね。これを改善するには、もうやっておられる方も多いと思いますが、外部スピーカーにつなぐのが一般的です。それも上質のものであればあるほど当然ながら良い音になります。ところが私の経験では、スピーカーの代わりにヘッドホーンとかイヤホーンでも、仮にそれがごく安物であっても生音よりかなり良い音で聞くことができます。一度試して見てください。私は、①2000円のヤマダ電機で買ったヘッドホン、②ダイソーの百円のイヤホーン、③ダイソーの百円のヘッドホン、④ダイソーの三百円のヘッドホーンで試してみました。いずれも生音がかなり上質の音に改善されて聞こえます。もちろん①がベストであるのは当然でですが、百円や三百円でもなかなかのものです。
イヤホーンやヘッドホーンに音質改善効果があるとは思えないのになぜなのかを考えてみました。ひょっとしてこれはイヤホーンやヘッドホーンが耳にくっついていることから「骨伝導」の効果が加味される結果ではないかということに思い至りました。つまり、自分の話す声は、直接聞く方が録音して聞くよりずっと良い響きの声に聞こえるのと同じ原理です。骨伝導では、空気伝道だけの音に比べて高音と低音の響きがより広く鼓膜に伝わるということではないでしょうか。（これは詳しく調べたわけでなく単なる思い付きの仮設ですからあまり真剣に聞かないでください。しかし現象としては事実です。）
それでは、RECOCAのオカリナとリコーダーで2曲再掲します。ありあわせのイヤホーン、ヘッドホーンでもあったら試してみてください。
