東京オリンピックを延期したので一つの節目を超えた。
今後感染数推移の起こりうるシナリオ。
シナリオ①
オリンピックを1年先送りしたのでコロナ患者数を低くカウントしておかなくてもよくなったので、今後検査を前広におこなうことにより患者数が増え、その結果倍々ゲームのように激増する。そして都市、日本全国の封鎖（移動禁止、店舗等の営業停止）。つまり、日本以外の諸外国の現状と同じ封鎖状態になる。もしなれば封鎖は短くて数週間。
シナリオ②
検査を増やしても患者数の増え方は従来通り緩やか。危機対応も従来通り緩やかに推移。
②は現実的ではないと思っていたが、さる感染症の専門家の説によればそうでもないとのこと。中国人との春節前日常の接触でコロナの抗体を持つ日本人数が一定以上存在しており、それが爆発的流行の歯止めになっている、という説。もし、今後爆発的増加なく終わればこれは日本だけのいわば神がかった推移なので世界から研究の注目対象になるであろう。
さて、①、②どちらに転んでも慌てず心の準備はしておく必要がある。①の時国内がどうなるかは、今の欧米諸都市の状況を観察すればわかる。スーパーなどの物不足、レジは数時間待ちはざらになるようだ。郵便局、銀行ATMも混雑するだろう。下記のリンク動画はピーク時の行列を少しでも緩和するため今からストック開始しておきなさいというお勧めである。それに従って昨日買いこんでおいた。
昨日の患者数増加で患者数総計で東京が北海道を抜いて堂々の一位に躍り出た。2日続けて15人以上、全国でも70人近くの増加数が2日続いている。小池知事はこの状況を見て、昨日都内の外出禁止令の可能性について初めて言及した。着々とロックダウンの布石は打たれている。そんな中での学校の開始。すぐにまた学級閉鎖にならなければよいが。
ここまで昨日の午前中に書いて今朝7時予約投稿にしていた。
ところが昨日の夕方のニュースを見たら、東京の感染者数が40人と一気に増えオーバーシュートの気配を呈してきた。これはオリンピック延期に伴うPCR検査数増加の結果なのか明らかにすべきだ。そうならいいが、検査数同じなのに増加したのなら都市封鎖シナリオ①はすぐそこに。毎日の検査数を同時に教えてもらいたい。
ちょっとわき道にそれるが、今回のコロナ騒ぎ、アジアとどまっていたとしたら騒ぎの程度は遥かにトーンダウンしたものだったであろう。当初、フランスではアジア人への露骨なヘイトがあった。まぁ、それはすぐに自身に降りかかってきたが。コロナは欧米の白人圏が巻き込まれたからこそ世界的大騒ぎになった。こういうことは自分がなってみないと他人の痛みは分からないの好例であろう。
さらに、世界にはコロナウイルスより怖い病原菌がまだ沢山ある。ただ、それがいわゆる後進国に留まっているから先進国は騒がないだけである。実際、コロナの死者以上の子供がマラリアや麻疹で死んでる国もあり、アフリカの若い女性の死因トップはHIV。これらの死者はコロナの数百倍で、それが毎年アフリカなどで起こっているといわれる。このことにコロナ同様先進国は留意すべきだ。
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