感染者数高止まり

相変わらず日本のコロナ感染者数高止まりしています。多分これが限界かも知れません。無症状、軽症者が多いので自分は大丈夫と思って行動する人が多いから自主的行動規制では効果ないのでしょう。パチンコ店は密閉空間の代表ですが、東久留米でも普段通り開業している店があります。都区内で最大数の感染者がいる豊島区や練馬区へは西武線で15分なので、本当は東久留米は要警戒区域のはずなんですがね。

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「一段と強い措置」がとれるのなら、はじめからパチンコ屋以外にもそうすればいいのにと思うのですが、補償金が惜しいのでしょうか。安倍首相と面談したある評論家が言っていましたが、今回やっと出した緊急事態宣言について時期が遅れたのは、閣僚全員が反対だったからだそうです。理由は、仮に今回のコロナがなくても数年後には日本の財政が破綻するのが目に見えているからだそうです。そんな状況では何兆円もの休業補償は出せない。これを聞いて、日本の政治家というのはなんと無責任で気楽な人種だとあきれるしかありません。そんな危機的状況を了解していながら、なぜ毎年国家予算の規模を拡大し続けられるのか。破城したらだれが責任を取るのか。会社経営ではおよそ考えられないことです。

さて、高止まりが避けられない中、緊急事態をいつどうやって解除するのかをそろそろ考えておく必要があるでしょうね。感染発病者数を抑え込むことができないとしたら、コロナ恐れるに足らずということが分かった時点で宣言を解く。その条件は二つ。①致死率は実はインフルエンザ並(0.1%)であることが分かること。②容易には肺炎重症化させない薬が発見されること、の2点が実現すれば、コロナはインフル並みの普通の病気になります。本当の致死率は抗体検査の普及などで分かるといわれています。

恐れるなといわれても実は老人にとっては怖い病気です。驚くことに欧州では死者の半数が老人ホームで、医療崩壊ならぬ老人ホーム崩壊が起きている。日本でも警戒しないとすぐこうなると思います。幸いなことに、私がオカリナボランティアに通ってる6か所のホームでは今のところ平穏です。手洗いの習慣の違いが大きいのかもしれません。電話して聞いてみたら、手洗いで指紋が削れてしまうほどだと言っていました。ただし、利用者数の減少で飲食店同様経営悪化が危惧されます。長引けば老人ホーム倒産で大問題が起こるのではないでしょうか。

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