コロナウイルスのワクチン

今回の新型ウイルス騒ぎの終息は治療薬とワクチンといわれていますが、治療薬はさておいて、ワクチンというのは本当に決め手になるのだろうか前から疑問に思っています。ワクチン、ワクチンと騒いでいるのは素人ばかりで専門家はどう考えているのでしょうか。

今回のコロナってウイルスですよね。私の乏しい知識によればウイルスの特徴は変わり身が早い、つまり変幻自在に姿を変える忍者であるということです。今回のコロナは変身しないのだろうか。そうだったらワクチン有効ですが、インフルエンザと同じ忍者だったらその姿をドンピシャ当てるのは宝くじ買うようなものではないかという素朴な疑問です。ちなみにインフルエンザウイルスの姿は130種あるそうです。そのなかからその年の流行種を当てるのになにか秘法があるのだろうか。

30年以上前にこのような本を買ったことがあります。予防接種のマイナス面を論じた本です。個人出版の非常に良心的で一般庶民の味方のさいろ社という出版社の本。

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中身はこんな感じです。

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今回読み直してみて一番気になったのは、インフルエンザについての項目です。1976年から1994年まで学校では子供たちにインフルエンザワクチンの集団接種を強制的に行ってきたそうです。それが同年突然中止されました。何故かというと、厚生省はこのワクチンが効かないことを認めたからです。ワクチン接種による害作用が頻発していたことも理由にあったと思います。効かない理由は先述の通りウイルスが忍者だからです。

厚生省がワクチンの無効性を認識するに至ったのは以下のような日米の研究調査が

ありました

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最後に記述してある前橋市医師会の調査、すなわち5年間のインフルエンザワクチン強制接種中止期間の罹患率がワクチン接種中のそれと変わらなかったという調査結果が大きかったのでしょうね。

それでも任意で継続されるのはなぜか。ワクチン側にとって美味しい商売だからです。

今回のコロナがインフルエンザと同様なら、ワクチンについては何でも飛びつくのではなく効果(利益)、リスク、費用をよく考えて対処しなくてはならないと思います。

ちなみにCDC(米国感染症センター)の考え方。

B(利益)、C(コスト)、R(リスク)としたとき、

BがC+Rより大きければ実施。ただし、必ず生ずる副作用被害の補償を必ず徹底。

B=C+Rの場合は検討。

BがC+Rより小さければ実施しない。