中国が狂っていることは以前からよく知っているが、コロナで疲弊気味の米国も何かおかしくなっているのではないか。
コロナ禍中における米国での対面G7。はじめは冗談かと思ったがトランプ大統領は本気らしい。ドイツのメルケル首相は出席を拒否した。おそらく60歳過ぎの年齢だと思うので危機回避として当然の判断だと思う。もしこれが原因で感染してもしものことがあればドイツ国民への責任が果たせない。トランプさん自身も70歳過ぎで一番のリスク年齢だというのに、招待する首脳はじめ随行者はコロナを持参しないという確信があるのだろうか。どうもコロナを軽視しすぎている節が見られる。
CNNを見ていたら、なんか全米で暴動騒ぎが勃発している。てっきりコロナの都市ロックダウンに反発する若者のエネルギーが暴発したのだと思っていたらどうも様子がおかしい。そうではなくて、ミネアポリスで起きた白人警官の黒人市民に対する過剰取り締まり死亡事件への抗議だった。コロナの都市封鎖なんのそので街中に繰り出して警官と衝突している。コロナ被害の格差が暴動の裏にあるような気がする。根が深い。
WHOから脱退。抗議を示す手段としていきなり宝刀を振りかざした感じだ。吉と出るかどうか。まずWHOのなかで中国とけんかするなり改革させるのが常識だと思うが、それでは11月の大統領選挙に間に合わないという思惑が見え見えの行動にみえる。大統領の一存で国際機関脱退を決められるという米国のシステムは小回りが利きすぎて危険でもある。安倍首相はあまり本気でトランプさんにつかないほうがいいだろう。ここは腹芸の見せ所。11月までの我慢。
中国は相変わらずの無法者ぶり。日本はこんな状況でもまだ中国の国賓招聘を考えているらしいという噂。誰が歓迎するんだろう。財界?