また三峡ダムが騒がしい

世界一規模の三峡ダム。これは、中国南部長江中流に鎮座する巨大ダムである。2009年、一万年の大大雨大水害に耐えるというキャッチフレーズで稼働始めたが、すぐに千年に一度と言い直され、やがて百年に一度、いまではただの大水害としか言わなくなったとネットでは報じている。建設当初から諸般の危険要素が指摘され、学者から10年もたないと警告されているいわくつきの巨大ダムである。それが2年前突然衛星写真の解析から、ダムのコンクリート壁が下流側にひん曲がっていることが指摘され、さぁ崩壊の時が来たと大騒ぎになったがまだ壊れるには至っていない。多分にオオカミ少年的きらいがあって恐縮だが、今回また衛星写真からだと思うがダムの壁が下流へ引きずられていると大騒ぎになっている。ネット情報によると主な発信源は台湾。台湾のTVなどでは盛んに報じられているようだ。なんか下流へ壁が数十mも動かされたと報じている。今回、危機意識が高いのは理由がある。現在三峡ダム上流地域で2週間の大雨による大洪水水害が発生していて、大水量が連続的にダムに流入しているからである。この災害でいくつかの集落が水没して消えたとのこと。ダム崩壊時には、ダム下流で東日本地震の大津波級の洪水に見舞われるといわれるから、長江(揚子江三峡ダム下流の上海、武漢重慶など巨大人口都市の被害は極めて甚大になることが予測される。台湾のメディアは推定死者億人単位と推計している。この数字は中国コロナ死者数5千人の何倍だ、え~と、1万倍?日本への影響も甚大。難民。その前に中国製品が消える。つまり、スーパーの棚が空っぽになる。コロナ、バッタ、三峡ダム崩壊。

後の二つも心配だが、今回もオオカミ少年であることを祈る。

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