食用油

久しぶりに保健のことについて書きます。

何気なくPHPの健康小冊子を見ていたら、初めて知ることが書いてあったのでこここに記事にしました。読者の皆さんのほとんどにとっては常識かも知れませんが。

それは食用油についてです。普通サラダオイルという名で売られています。名前からして、いくら摂取しても健康に問題なさそうですが実は要注意です。サラダ、というネーミングに誤魔化されないようにしてください。普通の食用サラダ油の原料は次の9種類。ベニバナ、ゴマ、米、コーン(とうもろこし)、菜種、綿実、大豆、ブドウ、ひまわりですが、これらの原料から生成される食用油にはリノール酸(オメガ6)が多く、実は最も要注意なのだそうです。リノール酸は体内で合成されない必須アミノ酸の一つ、しかし私たちは気づかないうちに過剰摂取しているきらいがあります。というのは、調理にサラダ油を多く使う上に、パンやお菓子、調味料、カップ麺、レトルト食品、各種総菜などほとんどの加工食品に含まれているからです。オメガ6のリノール酸は体内でアラキドン酸という脂肪酸に変化しますが、これが取りすぎると悪さをして、がん、脳梗塞心筋梗塞、糖尿病、精神疾患の原因となります。それと、サラダ油の原料には遺伝子組み換え作物がありますが、それらには発がん性が高いことが実証されています。大豆、トウモロコシ、菜種原料には要注意。

オリーブオイルはどうでしょうか。オリーブオイルはオメガ9を含み、以前は心筋梗塞予防、コレステロール低下効果がうたわれ積極的摂取が推奨されていましたが、心筋梗塞予防効果はなしということが判明し、コレステロールもある程度高い方が長生きすることが調査結果で示され、さらにオメガ9は体内で合成されるので、必須脂肪酸ではないのです。

摂取推奨油⇒オメガ3(αリノレン酸)を含む油⇒エゴマ油、亜麻仁油、青魚油

オメガ3にはαリノレン酸が含まれ、これが体内でエイコサペンタエン酸にかわり、これが血管壁をしなやかにし、傷ついた細胞を修復する作用があります。その他、目の網膜、男性の精力、子供の学力アップ、うつ病予防、認知症予防、視力アップに効果があります。

エゴマ油マッサージ⇒「毎朝、手のひらのくぼみに小さじ一杯のエゴマ油をたらし、これを口に含んで数分ゆすいだのち飲み込む。手についた油で顔をマッサージする。口臭除去、歯の白さ保ち、顔の小じわ改善効果期待できる。

オメガ3・・・摂って健康体に

オメガ9・・・摂らなくてもよい

オメガ6・・・摂りすぎに注意

以上PHPからだスマイル2019年6月号南雲吉則著より

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サラダ油を控えるには、コーティングされたフライパンを使えば油なしで炒め物ができるし、目玉焼きも油なしでできます。←RECOCAの経験

お菓子を食べるのを控えること。自粛生活でTVを見ながらせんべいポリポリしがちなので日中暇な人は気を付けよう。カップ麺もほどほどに。惣菜は自前料理で。

結論

ゆえにエデンで刺身を食べていれば健康的に老後を迎えられる。