市から健診の通知が来た

・新幹線運ぶコロナも超特急

・所在なげに予報士告げる今日も梅雨

わが市では後期高齢者向けの健診(健康診査)が毎年ほぼ無料で提供される。対象者の誕生月ごとに健診日を割り振って通知されるのだが、今年はコロナ自粛で老人は外出するな、特に病院など危険なところへ出向くなどもってのほかという当局の親切なご配慮で健診延期の通知があった。大分前の話なので、市も忙しいからもう忘れて通知は来ないと思っていたら昨日健診のご案内なるものが来た。内容は身長体重、血液、尿検査、希望者に有料で胸部レントゲン、検便。

RECOCAは極め付きの健診嫌いであるがお付き合いで無料の項目だけ受けている。しかし、今年は時節柄お付き合いに応じるべきかちょっと迷っている。およそ医療機関など黴菌の巣窟だし、健診結果などほとんど真面目に気にしてないからである。それでも毎年の検査項目は殆どAで、担当医からうるさく何か言われたことはない。これがどれほどの意味があるのか分からないが。というのはいろいろな健康雑誌や本を読むと「健診や検診で寿命は延びない」という話が山ほど載っているからである。ちなみに健診と検診、意味が違うことご存知でしたか。健診=健康状態を調べる。定期健診、人間ドッグなど、検診=胃がんなど特定の病気発見のために行う検査。

例えば、新潟大学名誉教授岡田正彦氏「健診と検診は命を縮める。受けないほうがいい。と私は常々言っています。こうした検査が本当に健康増進につながるかどうか調べた研究者たちが海外にいて、定期健診を受けた人たちと受けなかった人たちを5~10年間経過観察をしたところ、なんと定期的健診を受けていた人たちのほうが寿命が短い、という結果が得られたのです。」

上記岡田先生のお話はさもありなん、と納得できる。というのは市からの案内に付録としてついてくる検査項目基準値なるものを見ればわかる。腹囲とかBMIなんか基準値かどうかなんて何の意味もないし、血圧にしても年齢も考慮せず一律130以上、はい、高血圧ですなど人を馬鹿にした話だ。1でも超えたら、降圧剤飲みますかなど脅されてはたまったものではない。コレステロールにしてもそうだ。女性は特に全く気にすることはないし、男も少し高い方が長生きするというデータが出ている。血糖値も、高いといわれたら少し余計に運動すればよい。絶対に薬を飲んではいけない、というのが私が自衛のために得た知識である。

だったら健診など時間の無駄はやめれば。はい、おっしゃる通りです。ちなみに健常者の定期健診などやってるのは日本だけだそうですよ。特に会社の定期健診、今でもやってますか。あれ何とかなりませんかね。私の現役時代、受ける受けないをめぐって会社の看護婦さんから逃げ回っていました。健診受けないと首だ、なんてのは人権侵害だと思います。

という次第で今日は元気のよい曲のRECOCAのオカリナを再掲しますので聞いてください。

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