コロナと熱中症

●老人には二大天敵かな。

暑さに対してですが、35度を数日経験すると、30度超えても扇風機でOKという感じがしてくる。気温に鈍感という老人特有の感性かもしれないので気を付けなくてはと自戒しています。

実は私は名古屋郊外で青年期まで過ごしたので、このくらいの酷暑には、今はやりの言葉で言えば免疫ができているはずなのです。就職して東京に来た時の夏の実感は、なんと過ごしやすいのだろう。それが今や東京もかつての名古屋化に近づいています。

新聞によると熱中症による全国の死者は7人、コロナの5人を上回りました。コロナのついでですが、「感染者数」の変動に一喜一憂することは今の時期ばかばかしいからやめたほうが良いです。PCR検査数に完全に比例しています。時々検査数が半分くらいの時がありますが、すると「感染者数」も半分に出る。局所的には違うかもしれませんが、総体としてはそういう傾向です。流行が収まってきたら、検査数増加に伴う感染者の比率は下がるでしょうけど。

●今朝の新聞でみた新手の特殊詐欺

警察を名乗って、こういう電話がかかってきたらどうしますか。

「一万円札の偽札が出回っていますので注意してください。お宅に一万円札ありますか。もしあったら念のため調べたいので、札の記号を教えてください。記番号にアルファベットが含まれている札は偽札の可能性が高い。何枚くらいありますか。」

もし何枚もあると答えると、偽警官がやってきて持ち帰って調べるといってドロン。江戸川区の80代の男性はこの手で実際に800万円を紙袋に入れて渡してしまったというのです。同様の電話は20件確認され、10件で3300万円の被害だそうです。実際に電話の後強盗としてやってくる例もあったのでくれぐれもご注意。RECOCAが電話受けたらどうするかな。札は一枚もないといってすぐに切るでしょうね。本当にないんだから気楽。