♬ひこうき雲

荒井由実 作詞作曲歌唱

1973年荒井由実デビューアルバムの曲だから47年前の曲です。しかし、フォーク稀代の名曲といわれ、長く色褪せることはないでしょう。

死者の魂の昇天を飛行機雲に例えた比喩により、死が必ずしも暗いものではないことを暗示しており、それがメロディの明るさにつながっているのだと思います。

この詞は作者の実体験に基づいているとのことです。少女時代に遭遇した高校生の飛び降り自殺と、小学生時代の友人の病死(筋萎縮症)。

この曲はユーミン高校生の時制作していて、その後シンガーソングライターとしてデビュするきっかけとなった運命の曲だそうです。リリースから40年後の2013年にジブリ映画風立ちぬの主題歌にもなり、時代を超えた名曲であることを証明しています。

ひこうき雲

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

白い坂道が 空まで続いていた
ゆらゆらかげろうが あの子を包む
誰も気づかず ただひとり
あの子は 昇っていく
何もおそれない そして舞い上がる

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの 今はわからない
ほかの人には わからない
あまりにも 若すぎたと
ただ思うだけ けれどしあわせ

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

では、RECOCAのリコーダーで。

*なお、このリコーダーの動画は事情があってユーチューブには一般公開していません。再生には下記リンクのみ有効です。

youtu.be

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