「負けました」と言うことにより・・

将棋ではどちらかが負けましたといって投了して始めて決着がつく、という武士道のような清々しい慣習がある。日本だけの麗しい仕来りかと思っていたら米国にもあって感動した。米国大統領選挙。どちらかが負けを認めて握手を求めることで決着する。そこで初めて勝利宣言をする、という順序である。勝手に勝利宣言をしないという習慣というか不文律があるらしい。

ところがトランプ大統領はこの慣習に従うかの質問に明言しないので、選挙が紛糾した時の事態に関心(憂慮)が持たれている。紛糾する可能性は?ないとは言えないようだ。郵便投票の存在である。今回は投票所に行ってコロナに暴露されるのを嫌う有権者が異常に多くてすでに全体の半数近くの7000万票が郵送された。問題は州ごとに締切日とか消印の扱いとか細かいルールが異なることで、消印の判読の問題とか紛糾要因は少なくないであろう。いったん出した郵送投票について後日変更も可能というからカオスの温床に思える。トランプ候補がその開票事務に異議を唱えて、票数上の負けを認めず、例えば来年までホワイトハウスに立てこもったらどうするかという協議が実際に行われているらしい。つまり誰がホワイトハウスから外に物理的に連れ出すか。側近か、シークレットサービス、軍??そんなことにならぬよう最後は最高裁が決定を下す。それに備えてトランプ候補は判事の構成をすでに共和党派多数に工作し終わった。トランプ、バイデン共に弁護士600人を待機させ戦闘態勢というから隠れた内戦、カオス状態に見える。翻って日本の総理選挙。退屈過ぎて欠伸も出ない。いいか悪いかは別ですが。

◎今朝の新聞広告週刊誌見出しで目に付いたもの

・インフル予防接種「韓国で死亡59人のナゼ」

 前回拙記事で19人と書いたがもっと多かった。

・コロナワクチン⇒専門家は5年

つまり、5年は安全性検証に必要の意味か。

日本の新聞、TVが沈黙してしているのはなぜ、ソウル支局は何してる?

◎今朝の川柳掲載句から(朝日)

初詣手水鈴なくある賽銭 松井憲三

ハロウイーンアベノマスクで仮装する 姫野泰之