国のコロナ医療体制

◎カリフォルニアの山火事

9月の山火事、すごいとは聞いていたが写真でみると百聞より一見、異常事態が良く分かります。300㎞先の山火事を遠景に、何事もないように大リーグの野球試合が行われているところがなんとも今の米国を象徴しているように思いました。あたかも火星で野球をやってるみたいに見えます。(日本版ニューズウイーク誌から)

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◎話は変わりますが、日本のコロナは政府新聞TV一体となって、医療ひっ迫の大合唱ですね。実態はそうかもしれませんが、なぜそうなったのか誰もどこも疑問を呈することなく政府のアナウンスを無批判に流すだけなのはおかしいと思いませんか。政府批判の大尖峰のはずの朝日も大NHKも。そう思っていたら、昨夜やっとBsフジのプライムニュースで初めて甘利氏に面と向かって政府、厚労省の怠慢を指摘する人が現れました。日本在住のイギリス人です。この人は日本の会社の社長をやってる人。イギリス人ですから母国の状況と比べて日本の医療ひっ迫は不思議だと盛んに疑問を呈していました。それに対して、甘利氏は10年前の新型肺炎SARSの洗礼を日本は受けてないので経験不足のせいで致し方ないといっていましたが、それは逃げ口上甚だしです。なぜなら現在コロナ患者日に何万何十万人のイギリスはじめヨーロッパは日本と同様SARSの経験はないからです。彼らはこの春新型コロナの手痛い洗礼を受け医療に打撃を受けました。その経験から冬にはもっとひどい第2,3波が来ると予測して医療体制を急遽準備したものと思います。日本との違いは、それをしたかしなかっただけではないでしょうか。結局、現在の日本は軍備も原発など災害も医療も危機管理が大の苦手の国家であるということは否定できないようです。