電力事情も・・

◎電力事情もひっ迫?!

政府発の嘘臭いアナウンスが多いので、これも思惑があるのではないかという疑いを抱く人がないとは言えぬであろう。ひょっとしたらそっちの方が多いかもしれない。原子力発電がフル稼働しないとどんどん電力不足に陥りますよという絶好のアナウンス効果が労せずして撒き散らせる。寒波は去年もその前もきているのに、本当に突然電力不足?無理せず石炭火力に頼ればいい。CO₂出してもいいから原子力発電止めるべきだ。

◎コロナの病者に対する選別的治療が日本でもすでに始まっているという記事が朝日新聞に出ていた。人工呼吸器が必要な重症者が機材の数より多いと必然的に装着者優先度の選別が必要になる。これをトリアージというらしい。普通はより効果の大きい若年者に優先的にまわされ、老人は放っておかれる。(姨捨治療)去年の春、イタリアが大々的にこういう状態だった。選別に際して担当医師は涙を流しながらトリアージに当たっているという報道に戦慄を感じたものだった。ウエットな気質の日本人にはこういう姥捨治療は出来ない、いう評論が多かったが、今になってみればそれは間違いで、なにかひそかに平然と行われているように見受けられる。日本の表裏乖離の怖いところだ。

 その原因はコロナ病棟の決定的不足。病床の絶対値は先進国中一、二なのに英仏の10分の1の患者で不足するのは、コロナを診たくない病院が多いからである。医師会はもとより厚労省も病院に命令できない。お願いを拒否されればそれまで。厚労省が命令できるのは国公立病院だが、近年経済効率優先で保健所同様数を減らしてきた。おまけに独立採算制強化を課しているので、病院側もホテルの部屋同様病床を常に満杯近くに保っていなくては経営が成り立たなくなっている。だから急にコロナに空けろと言われても無理という言い分がある。また民間病院もコロナを入院させたらその後の患者が来なくなり破産するから拒否せざるを得ない。国の長期的な危機管理システムの欠如である。先進国でこういう無防備の国は珍しいそうだ。将来、エボラ、ペスト級の本物の第1、2類のパンデミックが上陸したらどうするのか。

◎新型コロナの致死率インフルエンザの3倍(フランス入院患者の調査)

これをどう見ますか。そりゃ大変、と思う?

いままでの致死率の比較は、インフルエンザ0.1に対して新型コロナは1.5。つまり10倍恐ろしい病気という触れ込みだったのが実はたかだか3倍に過ぎなかったとみることもできる。私はこっちに賛同する。即エボラ並の二類からインフル並みの五類感染症に格下げすべきだ。

それとすぐにでもできるし、やらねばならぬのはPCR検査の基準値を、現在の無意味な厳格値から台湾並みの実質的な値に変更すべきである。こうすれば、今のような単なる陽性者数に怯えることなく、本当に治療すべき感染者数を把握できる。一説には今の数字の1/5になるといわれる。