ワクチン狂奏曲

今日は東京地方曇りで 最高気温18度という結構な陽気。こういう涼しい日大歓迎。東寄りの海風の吹く日はこういう陽気になる。他地域が暑さでうだっていても関東の海より地域だけこうなることが時々ある。

さて世の中、ワクチン打ちたい人が列を乱して大変のようだ。日本では災害の非常時でも庶民はきちんと列を乱さないのに、いったん名士という肩書が付くと日本庶民の良き道徳心が消えるようだ。13日朝日天声人語から。「西尾市の大手薬局経営の地元名士。地元市役所市長にねじ込んで割り込み接種。」

海外には日本の良き道徳心は絶無だから、外から見ているとなかなか面白いことが起こっている。

・ペルーの元大統領。2月在職中秘かに家族ともどもの割り込み接種がばれる。ばれた後の言い訳が素晴らしい。⇒「私は治験に参加したつもりだ。」これは使える。国会議員とか名士が割り込み接種をしたい時はこのフレーズを使えば一発OK、むしろ英雄視されるだろう。この元大統領には傑作な落ちがある。⇒「にもかかわらずご本人コロナ感染公表。」

 ・米国の姑息族⇒接種担当者が今日の分は終わりましたと嘘をついて何時間も並んだ人を追い返す。そのあと、こっそり親族知人を読んで打つ。

・米国の変装族⇒30台と40代の女性。おばあちゃんに変装して一回目の接種に成功。しかし2回目にばれて失敗。この町では65歳以上に限って接種。

翻って自分のことを考えてみる。どんな環境だったらワクチンに走るか想像してみると、次の2条件が思い浮かぶ。①致死率50%以上の病原菌が闊歩and②病気への罹患率が30%以上。こうなったら副反応死リスクをものともせず勇んで一か八かの列に並ぶ(かな?)。