日本文化に垣間見える古代ユダヤ文化

4月21日に「日本人とユダヤ人は同一起源?」と題して古代ユダヤ語であるヘブル語と日本語のあまりの類似点の多さや、神道など日本の宗教関係とユダヤ教の類似に驚いたという記事を書いた。

日本人とユダヤ人は同一起源?? - recoca1940のブログ (hatenablog.com)

それを見た女房がやおら一冊の本を本棚から探して見せてくれた。大分古ぼけているのでかなり以前に購入したものと思われる。しかし、これを斜め読みして驚愕。日本文化にユダヤ教を通したユダヤの文化が挿入されているのは当たり前であることが納得させられてしまう。これは学校教育では絶対に教わることはない裏の日本古代史である。しかしここまで資料的に明らかならば、決していわゆる「とんでも~論」ではない。まず定番教科書の決定的間違いは、学校で教わるるキリスト教伝来史である。我々はこれについて何と習ったか。⇒「キリスト教は16世紀にフランシスコ・ザビエルによって初めて伝来した。」それが頭にこびりついているから、日本の古来からの文化にユダヤ文化の痕跡を垣間見ると不思議だ不思議だとなる。しかしこの16世紀初伝来の定説は事実ではないという。実はもっと以前、なんと1500年前の一世紀頃にはユダヤ教や原始キリスト教の形で日本に入ってきているのである。それが長きに亘って日本の言語宗教風俗文化全般に極めて大きな影響を及ぼし続けているのである。なぜか日本史定説では一切触れていない。ザビエル以前は仏教しか伝来していないことになっている。しかし言われてみるとこれは確かに不自然に見える。

別に日本人が海を渡ってユダヤ教を持ち帰ったわけではない。では誰がもたらしたのか。それは、大陸から渡って来た渡来人である。日本に来たのは中国朝鮮の黄色い人種ばかりではなく、白い人や褐色の人たちも多くやってきた。白い人の中にはユダヤを起源とする人たちが混じっていた。それに伴い、古代日本にはインド、中国から仏教が入ってきたが、同時に中央アジアや中近東からも様々な文化、宗教が入ってきたのである。つまりシルクロードの終点は朝鮮ではなく、海を隔てた日本だったのである。特にユダヤ系の渡来人にとっては。なぜかというと母国を追われ東へ向かう途上で中国でも朝鮮でも苦役迫害を受け続けた。朝鮮でのそんな状態を見た日本の天皇によって助けられ保護のため日本へ渡来したということである。だから彼らにとって日本は辺境の地というより、自由にふるまうことが許された安住の別天地だったのである。ザビエル以前にいろんな渡来人が来たということは定説でも認められているのだから、宗教も仏教だけでなく他のものも伝来したと考えるのが自然ではないだろうか。長くなるので詳しくは次回以降にするが、ということで、日本人とユダヤ人が共通のルーツということではなく、ユダヤ系の渡来人によってもたらされた彼らの文化の名残が現在の日本文化の底流にあるということなのである。そして、当然渡来人は純正日本人と混血しているから共通のルーツのようにみえる。それはある日本人の容姿顔立ちにも見て取ることができる。以下次回以降に。

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