西村大臣、今度は食べログで自粛警察?

西村大臣なかなかアイデアマンですね~。しかし所詮こんな程度。首相の器とは思えない。食べログ感染症対策評価機能を持たせて利用者に投稿させて点数をつけようというアイデアです。これが国会審議でいろいろ問題になっていました。国会大丈夫か。もっと高邁な議論をするところかと思っていたのだが。

国会の偉い先生方、食べログの表も裏も知ってるのだろうか。食べログへの投稿はあくまでも利用者の店内一瞥後の個人的感想であって、感染症対策の適切か否かの客観的評価とはいえないものだと思う。国はこんな断片的個人的感想を集めてどうしようというのだろう。場合によっては店舗に悪意を持つ恣意的内容の投稿があったとしても第三者には区別できない。

話は替わるが、飲食店業界は国にとっていじり易いターゲットであることに気が付いた。国会に飲食店議員連盟がないからである。酒造組合にはサポートする議員連盟がついている。だから先般飲食店に緊急事態宣言中は酒を売るなという悪評高いう命令文書は一晩で撤回された。議員連盟が急遽会合を開いて反対声明を出したからである。残念ながら私の知識では飲食店をサポートする議員連盟があるとは承知していない。(有名なのはパチンコ業界。)政治献金の有無の差だろう。パチンコの強気なのはそのせい。

話は替わるが、東久留米「えでん」に隣接して焼き鳥屋がある。鳥だけ出してるとは思えない。当然酒も提供しているだろう。この店は以前から鉄板の自助派。酒も出すし夜中まで騒いでいる。昨日7時ごろ見たら大賑わいだった。それでいてこれまでこの店からコロナが出没したとは聞いたことがない。つまり、時短、酒提供は蔓延防止に無関係であることが実地の勇気ある実験(?)で証明されている。つまり感染者の多寡の地域環境を無視した一律の自粛は無意味だということだ。実際山手線内23区と外の多摩地区は何故か知らぬが全く別物、桁数が違うのである。地方の都市でも同じことは起こっているであろう。とにかく国、都のやることは大雑把すぎて話にならない。