今日は詐欺のお話

コサギ、白サギの話でなく、朝から詐欺で申し訳ありません。

善良な市民を狙う詐欺はますます巧妙化してきましたが、皆さんのところはいかがでしょうか。実は、東久留米はオレオレ詐欺の全国的メッカなのですよ。金持ちがこの辺に多いのかなぁ。そんなことはなさそう。単にのんびり屋が多いというだけかもね。

先日カラフルな注意喚起のチラシが入っていたので眺めていたら、これ我が家に時々現れる詐欺もどきなので参考のために紹介します。

◎火災保険で住宅修理

火災保険を使って住宅修理ができる。これ、本当ですよ。但し、台風、水害、落雷などの自然災害が原因でないとダメです。因果関係はどうやって証明する?これは、例えば比較的大きな台風の直後に申請するとかすれば保険会社はすんなり認定してくれます。私の経験ではかなり事後でも大丈夫です。今はやりのワクチン副反応死の因果関係不明なんていう詐欺的行為よりは何億倍もましです。

チラシで扱っている事例はこれを逆手に取った詐欺です。飛び込みで訪問してくる業者の常とう手段ですね。例えば明らかに経年劣化なのに、あなたの火災保険を使って無料で修理できるからやらせてください、という類。ところが保険会社の調査で経年劣化と認定されて有料工事にならざるを得ないのでキャンセルすると手数料として30万円支払えとなる。家にも時々雨どいとか屋根瓦の修理を保険でやろうと持ち掛けてくる飛込業者が現れます。要注意。

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◎これはもう少し今風の詐欺です。スマホにこんなメールが来たことありませんか。お荷物のお届けに上がりましたが不在のため持ち帰りました。再配達等詳細は下記へご連絡ください。http://・・・・。

直感的に怪しいってこと分かりますよね。「業者は何故おれのアドレスを知っているのだ!?」1秒もあればおかしいと分かるのにhttpをクリックしてしまう。女房のスマホに時々来るので、ほっておくようにきつく言っています。それで実際にクリックするとどうなるかは知りませんでしたが、チラシに説明が載っていました。ご覧ください。

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朝日新聞記事から

「消費者トラブル被害から守る新ルール」6月に改正され2年後までに順次施行されます。例えば、送り付け商法。「頼んでもないマスクが突然届き代金請求される。」この商法で問題となるのが、商品を渋々購入させられる被害の外に、自分に無関係の商品と思って廃棄すると後日業者から返還要求され、廃棄していると損害賠償を要求されることです。これまでは、売買契約を結んでいない商品の所有権は業者側にあるという理由で、14日以内なら業者側は返還要求できたそうです。改正では、業者は14日以内でも返還要求ができなくなります。業者からの金銭要求に従う必要はなくなります。これは7月6日施行済みです。

その他の改正点は、・定期購入契約に関して明示義務怠った業者に刑事罰、・オーナー商法について顧客勧誘と契約はともに原則禁止、などです。

おまけの写真

畑のブドウ。秋が楽しみ。

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今の毎日の収穫。胡瓜とミニトマトが処理に困るほどの収穫。中にはこんなお化け胡瓜。

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