今週の東京地方の最高気温予報、20~22°に張り付いています。もはや扇風機は片付けてもよいのか。それとも来週又30度?それが問題だ。
◎さて、新聞のトップページによるとコロナ新規感染者は2万人の頭を出したようです。何度も言っていますが、これはPCR検査の陽性者数ですから一喜一憂の必要はありません。(繰り返しになりますから理由は省きます。)重要なのは重症者と死者数です。ユーチューブで最近の2か月の死者数を調べた動画がありましたのでコピーさせてもらいました。
上の図で赤くかこった枠は最近6~8月のコロナによる死亡率年代別表示です。その右の枠は6月以前の死亡率平均値です。両者を比べてみてください。いずれの年代についても死亡率は大幅に減少しています。ですからデルタ株についていうと、感染力は強まっているが毒性は弱まっていることを表しています。ですからむやみに恐れる必要はないと思います。ただし、患者数が増えれば重症者死亡者の数はそれなりに増えます。医療体制の脆弱さがいつまでたっても改善しない。デルタの蔓延より、そのことの方がよほど大問題です。私は来る総選挙で自民党に鉄槌を下すべきだと思っています。それと、この図を見ても、30歳以下にワクチン打てといえますかね。そういう人は余程心のねじ曲がった人だと思うのですが。
◎ヨーロッパでは英仏独はじめ多くの国がいわゆるロックダウン等強力な規制を行いました。そのなかでただ一国スエーデンのみが殆ど日本と同じようなロックダウンなしの緩い規制で今日まで来ています。これらの国の現状は今どうなっているでしょうか。ただし、スエーデンと日本の大きな違いは、スエーデンはマスク義務なし、日本は百%マスクありの点です。ワクチンの接種率は35%、スエーデンも日本と同じです。英仏独のワクチン接種率は50%超えているのではないでしょうか。7月末時点で日本とスエーデンの新規感染者数はほとんど同じになりました。なりましたとうのは、スエーデンが4月以降急速に減少して日本に並んだからです。ということは流行阻止にマスクは無関係であることを表しています。ところが8月一月で日本の新規患者は急速に増えているので、今やスエーデンを大きく引き離していると思います。見にくいですが、右下Japan,Sweedenと書いてある曲線が7月末までの推移です。
7月末時点の状況
これが8月31日にどうなっているかを表した数字が以下の図です。ここにはスエーデンは少なすぎて現れてきません。
ロックダウン強行した国である英米仏などは今だ高い感染数です。ということは、ロックダウンは感染防止に無意味であるということです。
以上の如く、世界の状況を見比べればどういう規制がクリティカルに効果的か直ぐにわかるのだから日本の政府と専門家は頭を冷やして頑張っていただきたいと思います。ワクチンの大合唱は滑稽。動物実験全て大失敗という事実を政府専門家はどう評価しているのか開示してからにして頂きたい。