昨日の午前中数時間立って広場を歩き回ったら足がひょろ付いて眩暈がするみたいで驚いた。こんなことくらいで・・。そういえばこの長雨でしばらく自転車に乗らなかったらこぐ力が弱ったみたいだ。たった2週間のブランクで・・。だから高齢者にとって自粛は天敵であることが身をもって分かった。
さて、なぜ午前中歩き回ったかというと、鉄棒設置工事の写真係を女房から頼まれたからである。設置場所は市の管理する公園広場で、その土地は農家から長期間借用している。わが市にはこのような広場がいくつかある。今回鉄棒を据え付ける広場は、20年前女房が市役所と市長に掛け合って設置してもらったといういきさつがあって、公園ボランティアを組織して自己管理を以来継続してきた。毎年夏には普段広場で遊ぶ子供たちを集めて西瓜割り、メダカすくい、花火などの夏休みお楽しみ会をやってきた。今年は20周年なので本来盛大にやりたいところであったがそうもいかず、替わりに鉄棒と時計を広場にプレゼントすることになった。アンケートによれば、これが今子供たちが一番欲するものだそうである。なぜ、時計?世相を表していますね~。今の子供たちはわれわれジジババと違って、分刻みで動いているのですよ。次に行く場所と時間を気にしながらボールをけっているのね。これでは次世代の大物は生まれない。断言します。時間を超越して徹底的に遊ばねばダメだよ。
それはともかく、市役所は予算不足でびた一文出さないというから、では寄付をするので受け取ってください、という作戦に出た。簡単に受け取ってくれるかと思いきやこれが大変。結局決着して昨日の設置工事まで4か月かかった。結局考えるのは寄付された物品の管理メンテナンスのことです。これは市がやるとして、万一寄付物品で事故が発生した時、如何にして寄付者を免責するかについて弁護士と検討するのに時間がかかったようです。OK受け取ります、となってからは早かった。数人の公園ボランティアが趣意書片手に近所を駆けずり回って60人ほどから必要金額を10日ほどで集めてしまった。
工事は小型クレーン車も出動するなかなかの本格的工事だった。鉄棒の棒はただ地面に突き刺すだけでなくコンクリートの基礎工事付きのしっかりしたものなので、破損事故はまず起こりにくいという印象を受けた。立ち会った市役所担当者と市議会議員のかたもまずは安心されたのではと思う。