米国野球大リーグ(MLB)暗黙のルール

MLBには暗黙のルール(unwritten rule)というのがいくつかある。そのうちの一つが一昨日大谷選手が足に受けた死球(デッドボール)。これは故意に相手を狙う死球だから、本来 やってはならない卑劣な行為だが、許される場合があるという暗黙のルールがあるのだそうである。それは「報復」の場合。大谷選手が所属するエンジェルスの投手が対戦相手の打者に故意と見られる死球を与えた。それに対する報復として、対戦相手の投手がエンジェルスの中心選手に故意死球を与える行為をいう。故意と判断されれば投手は退場処分となるが、「報復」であることが諸般の事情から明白であれば双方選手入り乱れての乱闘騒ぎには発展させない、というのが暗黙のルールである。

どうも米国民は報復が好きのようだ。第二次世界大戦で、当初参戦を忌諱していた米国の参戦魂に火がついたのもハワイ奇襲攻撃への報復だった。それ以降、ヴェトナム、イラクアフガニスタンなど「報復」という名目があれば国民は結束して国の軍事行動を支援する。米国民の報復好きの血が大衆娯楽のMLBのなかにも脈々と流れているのが見て取れる。それでいて究極の報復行為の死刑には反対して廃止した州がいくつかある。ダブルスタンダード

◎3週間前に購入したスマホNHKニュースのアプリを入れたら刻々とニュースが入ってくる。その中にコロナの感染場所についての記事があった。

金曜日東京都内の感染者のうち、感染場所が判明している患者がいて、その主な内訳は、家庭内が一番多くて245人、次が職場の32人、最低が会食の5人!

つまり、飲食店での飲食をターゲットにしたの現在のコロナ対策が如何にピント外れであるかを物語っている。9月に入ってコロナ陽性者が急減しているが、それは政府主導の飲食店規制コロナ対策の効果ではないことの明確な証であると考える。ではなぜ減っているか。集団免疫ではないと専門家は言っているし、コロナウイルスに聞いてみないと分からない。誰かウイルスとコンタクトできる超能力者はいないだろうか。