幽霊病床

この名は私が付けたのではなくマスコミの命名である。

ここでいう病床とはコロナ患者を受け入れる病床のことである。自分ところの病院では何人コロナ患者を受け入れられるかを東京都に申告する。するとその数に応じて補助金給付が受けられる。正確な記憶ではないが、その額は一床当たり二千万円位ではなかったかと思う。10床と届けると2億。しかも本当に可能かどうかの吟味なしに言い値で支払われる。

ではその病床に対し、患者の受け入れ実態はどうなっているかを先日日テレニュースが報じていた。表題の幽霊病床はその時命名された名である。申告数に対して未達病床数40%の病院が16%、なんとゼロの病院も4%ある。これを幽霊病床という。その一方で申告数の10倍の患者数を受け入れている病院は30%もある。では一定期間後実績に応じた精算をするのか。それはないようである。

それはないよ東京都さん、皆さんはどう思いますか。そのずさんさに、少なくともrecocaは唖然とした。コロナ長者の病院が生まれる一方で、後日我々は都税の上昇に苦しめられる。

◎先週日曜、公園で秋桜畑をぼんやり眺めたときの句。

コスモスの迷路分け入る笑顔かな

去年の夢色とりどりに秋桜

一万本コスモスの海無人

秋桜スマホに映る白き雲

◎録音機おしゃか後日談

根がケチなのでなるべく新しく買いなおさない方法を絞り出した。それは8月に買ったスマホアイホーンの有効活用である。アンドロイドに比べてアイホーンは音質が良い。そこを活用するのである。

まず、アイホーンスマホで演奏動画を撮影する。①動画をパソコンへ転送②動画から音声(音楽)を抜き取る。③専用ソフトで音声(音楽)をお化粧する。ここまで出来れば従来手順でユーチューブへアップできる。この手順は当初から気が付いてはいたが、スマホの録音音質の面で逡巡していたのである。しかし、今度見つけた②の音抜き取りソフトが優秀で抜き取った音質の整形までしてくれるということなので、従来と遜色ない結果が得られた。録音機を買えば一発でできるのに、上記のスマホ活用術は手順が複雑でいかにも面倒くさい。それを我慢すれば可能だということが分かったことに満足して、けちけち精神が緩和するまでこの方針で行ってみようと思っている。