新座の介護施設長・朝日新聞で論じる

私が定期的にオカリナ訪問している認知症介護施設長が1日の朝日新聞に登場して介護スタッフの人材難について論じておられるのでここに転載します。

人材難は非常に深刻だとか。現在15件の募集にやっと応募が1件。原因は低賃金。2020年の介護分野の平均月収は全産業の6万円安。岸田政権はこれに対し3%(9千円)増を決定したが、無いよりましの雀の涙。どれだけ人を確保できるか疑問。あとは利用者の負担増、介護保険料の値上げでとなると、実質的には介護制度の破綻となるのは目に見えている。団塊の世代後期高齢者となる時期が迫り、今後要介護者は急増する一方なのに人手不足で受け皿がないという状況が目の前に迫っている。何とか公費投入をお願いできないかというのが趣旨。

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