後期高齢者の衰え方@警視庁の見方

変な題名をつけましたが、どうしてこんな事柄が浮かんだかというと、まずは次の文書を見てください。これは先日2月25日に私が受験した運転免許証更新のための認知機能検査終了時に受け取ったものです。書いてある内容はどうでもいいです。

パッと見て違和感を感じませんか。

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そうです、やけに賑々しい体裁。それもそのはずで、漢字の全てにルビが振ってあるのです。これを見て考えました。警視庁が国民に出す文書はすべてルビ振りなのか?これはありうることです。例えば違反切符、逮捕状、家宅捜索など各種の令状は正しく該当者に理解してもらわねばなりません。何かの理由で漢字の読めない国民であっても例外は許されません。この仮説が正しいか否か。違反切符は一度受けましたが文面は忘れたし、その他令状にもこれまで無縁だったので私には分かりません。しかし、一つ手掛かりがありました。それは、地元警察署が発行した特殊詐欺防止のチラシです。これが家の玄関先に貼ってあるので見てみました。漢字はいくつかありますが全部ルビ振り無しでした。ということは、漢字ルビ振り文書は後期高齢者に限るのではないか。驚きましたね。人は高齢と共に漢字が読めなくなるとみられているんだ。これは正しいんだろうか。自分の経験では思ってもみないことでした。尤も、漢字を書く能力の衰えはそれこそ指数関数的に拡大しますが。