参議院選挙が告示されます。投票日は来月上旬。
現時点における政党支持率が新聞に出ていました。NHKによる世論調査の結果です。
これを見ると自民党と特になし党の二人勝ちです。特になしと分からない・無回答のほとんどすべてが立憲民主に加わらないと自民党に勝てません。立憲民主が伸びないのは2010年当時の民主党のトラウマが消えないからでしょう。
争点は何だろう。外交・安保、経済、社会保障、憲法等高邁な項目はあるがとりあえず置いといて、この不況下の物価上昇による生活苦にどう対応してくれるかということではないだろうか。公明のわずか1.4%上昇を除いてほかの野党は全て支持率マイナス成長。ということは、どの野党も国民の意識不安に応えていないとみられているせいだと思う。フランスの今回の総選挙結果にそのヒントが見られると思う。一強であったマクロン大統領の与党がウクライナ戦争による物価高への不満のせいで過半数割れ、つまり敗北した。日本の野党も今回のフランス野党の戦術をよく研究したらもっと違った結果が得られるかもしれないよ。