超異次元の天才の存在から

天才の頭脳はどう働くのか知る由もありませんが、よく聞くのはアイデアが自然に降ってくるといわれることです。本当に外から降ってくるのか、自分の頭の中だけで湧いてくるのをそのように表現したのかは自分に全く経験ないので分かりません。しかし、これから述べるこの天才数学者の場合は、すべて自分の脳外から降ってきたことには間違いないと確信しています。

その天才数学者はラマヌジャン(1887-1920)というインドの人です。この人はインドの貧しい家庭の生まれで高校で数学教育を受けたことがなく、大学も中途退学しています。そのため正式の数学というものの知識がなく、そもそも証明という概念やその必要性すら理解していなかったといわれています。ところが、彼はそれまで誰も知らなかった難しい数学の定理を次々発見しました。それらのほとんどは彼自身もなぜ正しいのかの証明ができないため、狂人だと思われました。そのようにして26歳までに「発見」した定理はなんと3254個。参考までにそのうちの一つはこんなのです。素人には知らないちんぷんかんぷんの外国語です。

これらがすべて正しいことは数学者たちが協力して1997年までに84年かかって証明したそうです。この話を聞いて皆さんはどう思われますか。私がピンときたのはラマヌジャンという数学者がいかに偉大かとかそういうことではないんです。私が思ったのは、このエピソードはこの世以外の見えない次元の世界が確実に存在するということの証明ではないかということです。その世界からこの世の人間ラマヌジャンという人の頭脳に何らかの理由で必要な情報が届けられたというようには考えられないでしょうか。そうとでも考えない限り彼の所業は説明が付きません。現に他の数学者たち誰一人としてラマヌジャンの発見の過程を合理的に説明することができなかったのです。私が思うに、彼は数学の天才というよりは、この世とあの世をつなぐ種類の天才であったということです。伝達する情報がたまたま数学だったというだけのことと考えれば納得がいきます。

今朝の畑。今の時期取り立てのトマトが毎日食べらるのがうれしい。

畑に咲く花

鉢植えの松