運転免許更新に成功 in July 7

 運転免許の更新に成功した。75歳以上の更新にはいくつか関所がある。最難関の関所は認知機能検査である。これについては3か月前高得点(満点)で通過した。次の関所は高齢者講習である。座学と視力動体視力検査それに実車テストである。ただし、この講習は成績による当落はない。関門といえば経済的負担である。私の時は5,100円。ところが5月13日にシステムが変更になり講習料金が7000円に跳ね上がっている。認知機能検査も私の時は750円だったが、新システムでは1000円に値上がりしている。さて関門はまだある。高齢者講習までクリアするとやっと警察署等に出向いて新しい免許授与となるが、まずその手数料(視力検査と写真撮影の費用)が2500円(74歳以下は講習があるから3000円)。問題は視力検査である。これが合格しないと免許更新してもらえない。基準は視力0.7以上といわれている。手数料は視力検査の前に聴取されるから、視力検査不合格だと2500円どぶに捨てることになる。ただし視力検査に落ちても何度でも再検査可能であるが、その都度2500円ないし3000円取られるから気を付けよう。

さて、私の場合視力が手ごわい伏兵であることが直前に分かって大いに慌てた。念のためと思って眼鏡屋さんで視力検査したら、両眼視力0.7に届かないのである。大急ぎで検査用の眼鏡を最安値の1万円で調達した。それでも眼鏡屋さんのおっしゃるには、私の目の矯正はこれが限界で調子のよいときに0.7ぎりぎりの眼鏡しか用意できないとのことだった。それでアマゾンで視力表を買って毎日試してみたら確かにそうで、0.7が見える日など稀にしかない。警察での視力検査では即答しないと合格しませにんよと眼鏡屋さんで脅されたので、こりゃだめだと2500円捨てるつもりのだめもとで昨日午前、目の精進潔斎すませて免許更新の視力検査に臨んだ。結果はなんと楽々合格。なぜだか理由は分からない。基準が本当に0.7なのか、実際はもっと甘いのではないかを含めて何とも言えないが、とにかく免許更新ができた。よって、あと3年はボランティアで動き回れることになった。車での移動は近距離、知り尽くした目的地限定のつもり。未知の場所をきょろきょろして運転したり高速道路などもってのほかである。その辺は十分わきまえているいるのでご安心を。

追伸

免許証の自分の写真を古い順に3枚並べてしげしげと見比べた。つまり、6年前、3年前、現在の写真である。こうして並べると老化がはっきりと出ていて面白い。自分の場合どこに出ているかというと顔の幅が徐々に小さく貧相になってくるところに老化が現れている