コロナワクチン、感染防止との関係

コロナワクチンは実際に感染防止にどの程度貢献しているのだろうか。余談ですが、口頭でこのような不謹慎な言葉を発するユーチューブ動画はユーチューブ当局様の検閲対象になります。実際にはAIが言葉尻を拾っているようですが。はてなではそんなことはないと思うので自由に発言します。

その答えは厚労省のHPに資料として大々的に載っているのでいちゃもんのつけようがないと思われます。要はそれをどう思うか、つまり効いていると思うか思わないかだけの違いです。ちなみにこの資料は月数回更新されています。

その資料とは国の感染症専門家会議に提出される資料の写しです。資料の名は、ワクチン接種未接種者別感染者数。(実際にはもっとうんと長たらしい名前です。)毎週更新されます。その最新版が10日に更新されましたのでコピーしました。これは7月25日から31日までの統計を表しています。

厚労省HP(7/25~7/31)

ピンクの枠が3か所ありますのでそこに注目します。まず、一番左は未接種者の年代別感染者です。ただし10万人当たりに換算した人数。二番目のピンク枠は2回接種者の感染者数です。3回打った人は除外されています。一番右のピンク枠は3回接種して感染した人の10万人に換算した人数です。まず総数に着目すると次のようになります。

未接種 10936人

2回接種 8889人(0.81)

3回接種 6093人(0.56)

カッコの数字は未接種に対する割合です。つまり、未接種の感染者が100人いるとすれば、2回接種しての感染者は81人、そして3回接種しても感染した人は56人いるはずだということを意味します。これをもって、ワクチン予防効果をどう評価するかです。予防できなくても重症化防止になるからと接種を推奨されますが、それは実証されているのでしょうか。それともそうに違いないという思い込みにすぎないのかが問題です。

さらに注目してほしいのは、ピンクで塗りつぶした枠です。これらの年代では、ワクチン打って感染した人数の方が未接種の感染より多いという逆転現象が起きている部分です。2回接種の場合、6割の枠がピンク、3回接種でも3割の枠がピンクです。時間経過とともに逆転する年代は多くなっていくようです。これは何を意味しているのでしょうか。私には重大問題に思えますが、専門家会議では話題にしないのでしょうか。それとも握りつぶしているのでしょうか。

参考のため過去5回の同様の資料について、未接種の感染者数、2回接種の感染者数、3回接種の感染者数を計算しておきました。傾向は同様のようです。

・8月3日更新資料

未接種感染数 7490人 2回接種感染数 6804(0.91) 3回 4550(0.61)

・7月27更新資料

4402人 4311人(0.98) 2471人(0.56)

・7月21日更新資料

2032人 2069人(1.02) 1276人(0.62)

・7月13日更新資料

385人 394人(1.02) 234人(0.61)

・6月30日更新資料

644人 559人(0.87) 277人(0.43)