無題

ゴルバチョフソ連大統領が亡くなった。91歳という年齢はロシアでは異例の長寿である。ウオッカはあまりたしなまれなかったのだろうか。20世紀終わろうとするころ突然東西冷戦が終結し、核兵器廃絶へ歩みだした。ゴルバチョフ氏はその第一の功労者である。しかしその直後ソ連経済の破綻から共産主義連邦が崩壊、ロシアとなったが自身は責任を取って大統領を退いた。

親玉米国率いる西側との和平をもたらし、さらに核戦争に勝者なしの至言をもって当時の米国大統領レーガンと会談、核兵器削減条約を締結するなど、口先だけでなく実際に行動で世界平和に貢献した稀有な指導者である。ロシアにおける後継引継ぎは大統領の指名で行われる。平和主義、情報公開のゴルバチョフの次はエリツイン、そしてあのプーチン。どうも後継者選びに際して人を見る目が十分であったか、はなはだ疑問だ。

  ゴルバチョフ国葬したき人の逝き RECOCA

  祭り笛途絶えし里や赤とんぼ   RECOCA

縮むソーシャルディスタンス

野に咲く赤い花

野に咲くピンクの花

野に咲く白い花