値上げラッシュ

値上げの歯止めが外れた秋の到来。

9月2日の朝刊より。

きっかけは半年前の、にっくきロシアのウクライナ侵攻。西側の経済制裁に対抗するためロシアは自国のガス供給を制限した。そのため世界的なエネルギー不足が生じ、輸入ほとんど百%の日本は直撃を受けまず電気、ガス料金が上昇。並行してあれよあれよという間に食品、外食を直撃。さらに決定打は、新聞コピーにあるようにトヨタと日鉄が結んだ鋼材20~30%値上げ締結である。これで値上げの波及範囲が一気に広がった。車の値段が何割か上がっても、もう買うつもりないから私は一向こたえないが、鋼材は家電製品、PC,スマホなど多くの製品に関係しこれらの値上げに直結するから困ったものだ。トヨタは輸出会社。察するところ円安で大儲けしているだろうから、材料の2割や3割の値上げなど屁の河童だと思う。が、日本を牽引するビッグカンパニーとしては他の産業のことも考えてもう少し厳しく交渉してほしかったと下級国民のRECOCAは思う。

円安はドルとの関係、つまり米国との関係だから、岸田さんにもう少し頑張ってもらって米国と談判してもらうとかできないだろうか。そういうのも大事な外交だと思うのだが。野党の決まり文句として、平和は外交努力で実現すべし、といわれるがこんな外交もできないのでは、平和外交など絵に描いた餅だと思う。最近またトルコの大統領がウクライナ原発危機に対してプーチンに電話し仲介の意志あることを告げたそうです。日本外交もこのくらいのことやれないのだろうか。トルコにできてなぜ日本にできない。ダメもとでどんどん外に出ていかないと戦争はおろか、平和外交も何もできない情けない国のまま他国の餌食になってしまう。