尾身会長コロナ8波を語る

尾身会長に単独インタビュー「“第8波”は緊急事態宣言や重点措置出しても意味がない」対策や見通し明かす(富山テレビ) - Yahoo!ニュース

骨子は以下に記す3点だが、失礼ながら科学的知見に基づいたものでなくご本人の山勘によるものではないかと思った。その理由を述べる。

①第8波への対策は

「8波は間違いなく来る。その時に今回は社会経済を止める対策(緊急事態宣言、重点措置)を出しても意味がないからそのような行動抑制策は取らないほうが良い。対策の一番はワクチンの促進。若い人は、換気の悪いところではマスクをすること。」

RECOCAの疑問

今回は緊急事態宣言等は意味がないといわれるが、その理由は?7波以前と何が異なるからそう言えるのか?過去の行動制限は無意味無効果だったのか。

②過去3年間の対策の方針はなんであったか

「日本はいまだにマスクをして遅れているといわれるが、日本の人口10万人あたりの死亡率は圧倒的に低い。我が国の方針はある程度感染を抑えながら死亡率を減らしていく方針をとってきた。」

RECOCAの疑問

マスクが死亡者を減らしたといわれるがその医学的証拠はあるのか。確かに死亡率は少ないがそれは日本に限らず東アジアの国にいえること。その本当の理由を明らかにする研究は出ているのか。マスクでないことは明らかだ。

③感染防止法2類の扱いを5類に引き下げることについて

「現実にはいま2類に厳密に従うような厳しい措置をとってるわけではない。実質的には5類に近い措置と言える。5類にしたからコロナ禍が解消するわけではない。今最も必要なのはワクチンの推進。特に若年層へ。これをどうやったら分かってもらえるか政府は全力を尽くすべきだ。」

RECOCAの疑問

コロナ発症3年もたつのに認識が遅れていますね。ワクチンは臨床試験途上で一定のリスクはやもうえないことをすぐ忘れてしまうようだ。そのリスクをとっても良いと考える人が自発的に打つという基本がベースだ。前にも書いたが尼崎市浜松市の統計ではワクチン接種者の半数以上が感染者である。それに、若年層に奨励されるが、若年層で重症になってる人はほとんどいない。この数字を見れば60以下でリスクをとってワクチン打とうなんて人はよほどのもの好きに見えてしまう。

現在は実質5類の扱い☜これが私の見解と全く違うところ。わたしは感染法上のコロナの扱いをはっきり5類に格下げすればほとんどの社会的問題は解消すると思っている。最重要の点は今入院希望者の3割しか入院できないこと。その原因は病院側が2類の厳しい意識を保持しているからである。国が5類相当にせよと力強く宣言すれば、すべての病院は発熱患者の診療入院治療を拒否できなくなる。これで庶民の現在の最大の社会不安が解消する。