ワンパターン・他

日本医師会長による8波突入宣言。

貴殿に言われなくてもわかってるんだけどね。

言ってる内容が政府、都医師会長、オ〇会長とぴったり同じワンパターン。

・8波が来た

・国民は3,4回(あるいは5回)目のワクチンをせっせと打つようにせよ。

それで、医師会では国民のために何をどうしてくれようというのですか??

approach.yahoo.co.jp

ご存じと思うが、ちょうど百年前通称スペイン風邪というパンデミックが世界を席巻して日本でも猛威を振るった。百年の間に一応医学は大進歩を遂げた。第一当時は原因が特定できなかった。ウイルスを見る顕微鏡がなかったから。それでも予防法は現在と驚くほど酷似している。ということはある意味公衆衛生の決め手は進歩してないということだ。

スペイン風邪の毒性は現在の新型コロナを凌駕してすごかったようだ。当時の日本の人口5千6百万のうち死者が45万人。人口の1%弱がスペイン風邪でなくなっている。これを現在の人口1.2億に当てはめると死者約120万人に相当する。今の新型コロナの場合3年の累計死者5万人と比べれば、いかにすごいか推察できる。理由はウイルスの強毒性の違いだろう。当時のスペイン風邪の特徴は、発症直後に肺炎症状を起こすことである。だから虚弱者でなくて壮健なものも例外なくバタバタ亡くなった。そして病院は満杯で入院お断り、火葬場は処理能力越えで棺桶が山積みだったという。

しかしですよ、こんなすごいパンデミックでも2年でばったり終焉した。まさに、風のごとく飛来して風のごとく消えた。その間の波は3回。比べて、現在の新型コロナ。だらだらと8回も波打って一向に消滅の気配がない。ただし、毒性は桁違いに弱そうだが。我々の対処法に何か違いがあるのか気になる。うがい、手洗い、マスク、咳エチケット、人込みを避ける等は全く同じ。当時満員電車はそのままだったというからこれも現在と同じだ。違いがあるとすれば、ワクチンの有無くらいしかない。ワクチンうっても3年だらだら8回の波来ても収束は見えない、一方のスペイン風邪医学的には何もしない(できない)でほっておいて2年で終焉。つまり、2年で集団免疫が完成したということである。ワクチンは疑似集団免疫を獲得するのが目的だが、罹患による獲得免疫に比べて免疫効果がまったく乏しいことがスペイン風邪のケースとの比較で明らかではないだろうか。