岸田の悪だくみ。本丸は後期高齢者搾取

3年間国政選挙がありません。その間に国民に嫌われることをすべてやっておこうという意図をこれほどくっきり出してもらえるとむしろすがすがしい気がします。現在国会では統一教会の攻防が派手に執り行われていますが、国、特に財務省の目論見はそんな見え透いた問題ではありません。2024年までに搾取できるところから徹底的に税金を搾り取るのが魂胆です。そのターゲットは後期高齢者。それが嫌なら後期高齢者は一致団結して意思表示をしなければなりません。3年間は国政選挙がありません。唯一の機会は来春の統一地方選挙です。ここで、自民公明を徹底的に敗北させる以外に有効手段はありません。これは我々後期高齢者への宣戦布告です。戦うかあきらめるか、のちの国のあり方を決める重要な決断であると思います。後期高齢者より年少の方々にとっては当面の打撃はありません。しかし、明日は我が身です。ここで手をこまねいていれば、やがて来るあなた方の後期高齢期は税金に搾取されてもっとみじめなものになるでしょう。

後期高齢者医療保険料史上最大の引き上げ

高所得者のみならず中所得者の保険料も引き上げるのが骨子です。具体的には世帯の年金収入が153万円を超える人が対象です。全体の40%に相当。平均すると一人当たり年4000円の増額。二人世帯だと8000円です。毎月670円に相当。これを多額とみるかこれくらい仕方がないとみるか人それぞれです。しかし、これをさしたる抵抗もなくすんなり通せば、味を占めて同様の税収増をもくろんでくるはずです。例えば消費増税

今年の10月から後期高齢者の医療費窓口負担1割から2割に増額されて苦しんでおられる方々がおありだと思います。これは医者にかかるのを極力減らすことによって負担軽減できますが、医療保険は税ですから節約のしようが我々にはありません。

介護保険⇒史上最悪の改定計画

こちらは保険料ではなくて、保険を使って介護を受ける時の話です。

・一番わかりやすい改定は現在の自己負担1割を2割にする改定

現在でも負担額が払えなくて認定を受けた25%の人がサービス利用をためらっているそうです。これを倍額にしたらまさしく「保険あって介護なし」の状態になるでしょう。

・ケアプランの有料化

福祉用具の一部をレンタルから買い取りにする

・施設にロボットを導入して職員数を減らす

・要介護1,2の訪問介護通所介護を市町村に移す