40年前のメトロノーム

数日前の拙記事で棚の隅から出てきた40年前のチューナー(楽器の音程を調べる道具)について書いた。

今また別の棚の隅から40年前のメトロノーム(音楽のリズムを刻む道具)が出てきた。両方ともmade in Japanであることに感銘を覚える。現在なら絶対にあり得ぬこと。下に並べた現在のメトロノームは勿論 made in china。これらの機器今昔を並べると、家電・電子機器における日本没落の姿が見えて泣ける?

このメトロノームがすごいのは一拍のなかに三連符を刻んでくれる機能があることである。

下のは40年前のチューナー

40年前のチューナー

この二つ(昔のmade in Japan機器)が揃うとまさにお宝グッズだ。

◎木製オカリナ

いろんな形があるが日本で近年盛んなのは「コカリナ」。我々が普段使っているオカリナとは姿かたち運指が全く異なる別物楽器である。昔興味本位に買ったまま埃を被っていたのを引っ張り出してみた。これを買ったのは20年位前かな。

こんな音がする。この楽器、老人には運指が非常に難しいので変化音(♭・♯)のつく音階の曲をやるには腰を据えて指を覚えないとだめだ。究極の認知症防止には最適かも。しかし、私はやりません。RECOCAにとってコカリナは永久に浜千鳥止まりである。

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◎2月19日は24節季の「雨水」である。俳句の季語としては重要な部類に入っている。歳時記には次のように記されている。「降る雪が雨に変わり積もった雪が解けて水になるころの意味」

・オカリナの音改まる雨水かな RECOCA

・雨水かな花屋の花の美しき   〃

◎庭の松ほか