原発の危険性にこれでも気が付きませんか。

推進派の政治家、関連事業者、および国民諸君に告ぐ。

これでも原発の危険なことに気が付かないのかな~。わざと見ないのだろうか。それとも日本は神風の吹く国だから大丈夫と思ってるのだろうか。

ウクライナは今やなんでもリスクの宝庫です。原発も例外ではない。次の記事(10日朝日朝刊)を熟読してください。(読みにくくて恐縮です)

 ロシア軍によるミサイル攻撃が相次ぎ、市民6人が死亡。さらに中南部に位置するサポリージャ原発が外部の電力網からミサイル攻撃により遮断されてしまったそうです。つまり全電源喪失状態!福島原発事故と同じ状態です。現在はそれでもディーゼルの非常用発電機が作動して電力は維持されこれにより原子炉の冷却は保たれている。ただし、ディーゼルの燃料の備蓄はわずか10日分だけとのこと。つまり、この間に破壊された電力網への復旧工事が完了しなければ原子炉の大爆発で世界的な大惨事になります。こんなすごいことがさらっと書いてあります。

ひるがえって日本の状況は。いまや、日本の北部周辺海域は北朝鮮のミサイル着弾のターゲットエリアになっています。何発も打てばそのうちに手元が狂ってあらぬところに着弾することだってあるでしょう。そこが原発でない保証があるでしょうか。原発の建屋そのものでなくその周辺への着弾であっても、ウクライナのように全電力遮断に至る危険は十分ありえます。原発の危険は2035年±5年の南海地震を待つまでもなく、まさに現在の北朝鮮の狂気によって現実のものになっているのです。

国際条約によって、戦争になっても原発への攻撃は禁止されています。しかし、条約なんかは紙くず同然。ロシアがそのことを教えている。だから現代のホモサピエンス原子力エネルギーなんか扱ってはダメなのです。原発が無いことで電力不足になるならそれは我慢しなくてはいけないのです。

追伸

3.11朝日新聞朝刊から