G7でも生産系AI(chatGPTなど)がテーマに

G7の共同宣言の一テーマになるとは生産系AIも出世したものだ。G7では便利で有益とする反面、リスク軽減の必要をうたっている。便利なことは分かったが、リスクの面についていろいろ報道や書かれたものを調べてみると、確かに現段階では相当深刻なリスクが置き去りのまま市場に出てしまったようだ。問題点は二つ。一つは割と単純な検索事項の誤りを犯す。まぁ、こんなのは後でグーグル検索でチェックすればいいので軽微な問題だが、深刻なのは犯罪者やハッカーなどに簡単に悪用されてしまう可能性が極めて高いこと。例えば、~爆弾の作り方に答えるとかコンピューターウイルスのコーディングを書くとかの類。普通はこのような犯罪の関わる質問には回答拒否の機能が備わっている。しかし、簡単にそれが回避されてしまうらしい。人間よりも優秀なAIの作る非常に高度で悪質なコンピューターウイルスがばらまかれる日が遠くないと専門家は危惧している。だから、やっぱり市場に出すのは早すぎたのだ。

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私の関心のある原発反対賛成の立場を論ずる作文をchatGPTに書かせてみた。

原子力発電中止したほうがいいという内容で作文せよ。

原子力発電は、エネルギー不足問題を解決するために導入された技術です。しかし、原子力発電所には多くの問題があります。その問題の一つが原子力発電所から放出される放射性物質です。これらの物質は、周囲の環境や人々の健康に深刻な影響を与える可能性があります。

また、原子力発電所は非常に高価な設備であり、運用には大量の資金が必要です。これに加えて、安全対策や廃棄物処理などの追加コストが発生します。これらのコストを抑えることは、原子力発電所を運用するための課題の一つです。

原子力発電所は、その危険性や高コストなどの理由から多くの国で中止されています。これは、原子力発電に代わるエネルギー源の開発や導入が進んでいるためです。再生可能エネルギーの技術は、安全でクリーンなエネルギー源として注目されています。

再生可能エネルギー技術は、太陽光や風力などの自然の力を利用して発電することができます。これらの技術は、地球環境に優しく、持続可能なエネルギー源として期待されています。また、再生可能エネルギーの開発により、雇用や経済的な利益をもたらすこともできます。

以上の理由から、原子力発電所を中止し、再生可能エネルギーの導入を進めることが望ましいと考えられます。このような取り組みにより、地球環境や人々の健康を守りながら、持続可能なエネルギー社会の実現を目指すことができます。」

原子力発電が日本の地質的な立地条件から見て危険であることを論じよ。

「日本は地震や火山活動が活発な国であり、その地質的な立地条件から見て原子力発電は危険であると言えます。

まず、日本は太平洋火山帯や日本列島弧など、多くの活火山やプレート境界帯が存在しています。これらの地域では、地震や噴火などの自然災害が頻繁に発生しており、これらの災害が原子力発電所に影響を与える可能性があります。過去には、福島第一原子力発電所の事故など、地震津波などの自然災害が原因となった原子力発電所の事故も発生しています。

また、日本は国土の大部分が山地であり、地盤が不安定な地域も多く存在しています。このような地域では、地震による地盤の沈下や隆起、地すべりなどが発生する可能性が高く、原子力発電所の地盤にも影響を与える可能性があります。

さらに、日本は世界的に見ても地震の多い国であり、東日本大震災のような大規模な地震が発生する可能性が高いことも考えられます。このような大規模な地震原子力発電所に直撃した場合、破損や漏洩、放射線汚染などの重大な事故が発生する危険性があります。

以上のように、日本は地震や火山活動が活発な国であり、原子力発電所の地質的な立地条件は非常に危険であると言えます。原子力発電所の運用には、自然災害や地盤沈下地震、火山活動などのリスクを考慮した十分な安全対策が必要ですが、完全にリスクを排除することは困難です。このため、原子力発電所の中止や代替エネルギーの導入が求められるのではないでしょうか。」

③日本において、原子力発電を推進すべき理由を論じよ。

「日本において原子力発電を推進すべき理由として、以下のようなものが挙げられます。

まず、日本はエネルギー自給率が低く、輸入に依存しているエネルギー資源が多く存在しています。そのため、国内でのエネルギー生産の多角化が求められており、原子力発電は、その一つの選択肢として重要な存在です。また、原子力発電は、他のエネルギー資源に比べて安定的な電力供給が可能であることから、日本のエネルギー政策において重要な役割を果たしています。

さらに、原子力発電は、温室効果ガスを排出せず、地球温暖化対策に有効なエネルギー源であるというメリットがあります。日本は、国際的な取り組みであるパリ協定にも参加しており、温室効果ガスの削減に向けた取り組みを進める必要があります。このような状況下で、原子力発電は、再生可能エネルギーとともに、日本の温室効果ガス削減目標達成に貢献するエネルギー源の一つとして、重要な役割を担っています。

また、原子力発電は、燃料の使用量が少なく、エネルギー密度が高いことから、発電量に対する発電所の規模が小さくて済みます。これにより、地域によっては、他の発電所と比較して建設や運用に必要なスペースや資金が少なくて済む場合があります。

以上のように、原子力発電は、日本のエネルギー政策において重要な役割を果たしています。安定した電力供給、温室効果ガスの削減、発電所の小型化など、そのメリットは多岐にわたっています。一方で、安全面や廃棄物処理などの課題も存在しますが、これらの課題を解決するために、科学技術の発展や適切な規制・管理体制の確立が必要です。」 

いかがですか、このように賛否両論が揃えば原発に関する論説などすぐ書けてしまいますね。少なくとも大学の試験の答案としては満点がすぐ得られます。