「薬害・コロナワクチン後遺症」

掲題の本を手にし、不条理に薬害に苦しむ人々に心よりの同情を禁じえなかった。そして何もしようとしない国と医者への怒り。後遺症など絶対にないと後遺症を主張する患者を突き放す医者と、接種は自分でした選択なんでしょうと見て見ぬふり医者任せの国。それはないでしょう。薬の元締めファイザー社が後遺症ありうるから要注意と言ってるのだから、それらしい症状に該当するなら、厳密な因果関係とは別に広く救済するのが接種推進元締めである国と医者の筋というか、誠実な在り方というものでしょう。

この本はネットで公募した該当者20人の生の告白をもとに編集されている。ネットで伝えると20人はすぐに集まったという。ということはその背後に何倍もの該当者の存在が伺える。一説によればコロナワクチン後遺症発症者はインフルエンザワクチンの百倍以上と推計されている。仮に過去のワクチンでこんな状態だったらとっくに接種中止、ファイザーは訴訟沙汰で倒産しただろう。それをいまだに継続。それほどの公衆衛生上のメリットがあるのだろうか。ちなみに先の米国CDCの大御所ファウチ博士は最近の論文ではっきり否定したと伝えられている。

本の中で心が痛んだヵ所①20人の聞き取り中の一人が聞き取り直後に亡くなったこと。この方はワクチン直後息苦しさと胸痛で動けなくなった。恐らく心筋炎と思われるが、心電図、血液検査等あらゆる検査に引っかからず医者たらいまわしの末見放されて自宅で亡くなってしまった。こんなことがあっていいのだろうか。もう一か所は本文から引用。

②引用

「息子A君の体調悪化で母親はこのワクチンや国に対する印象が大きく変わった。以前はワクチン情報についてはテレビやネットのニュースを見るだけだった。しかし、ワクチン後遺症のことを知るためにツイッターを始めて、こんなにもワクチンの危険性や後遺症の情報があることを知った。これまでは、テレビなどをそのまま信じて、ワクチンについては全く疑いを持っていなかった。「もっとニュースを疑えばよかったと思います。ワクチンは本人の自由ですが、国はメリットとデメリッと両方伝えるべきです。でもデメリットは伝えませんし、不都合なことは本当に深くまでネット検索しないと出てこないことを初めて知りました。それに、こういう情報って削除されちゃいますよね。私、普段そんなことしないんですが、情報を集めたくて、ヤフーニュースのコメント欄に息子のことかいたんです。そうしたら全部削除されました。ワクチンのこと書くと削除されるという噂があって、嘘じゃないかと思っていましたが本当なんだと驚きました。」以下参考のため本書の目次を掲出しておく。