WHO⇒緊急事態宣言解除/日本⇒2類から5類へ移行

新型コロナ感染症(以下新型コロナ)について、WHOも日本も8日からインフルエンザ並みと扱うことになる。朝日新聞はそれを記念してコロナ禍3年間の超過死亡数を報じた。(5月6日朝刊1面)総括の意味なのだと思う。超過死亡者数とは前年の死亡者数の差である。前年より多ければプラスの超過死亡、少なければマイナスの超過死亡という。2017年~2022年の超過死亡数のグラフは、同新聞記事によると以下のようになる。

コロナ初年の2020年の超過死亡数は約マイナス3.5万人。つまりコロナ死者が加わっても死者数は前年より少なかった。ところが、2021年にはこのグラフでは6万弱、さらに去年の2022年は異常な増加でなんと12万人だった。これらの死者がコロナが原因かというと実はそうではない。それは次のグラフを見るとわかる。

これを見ると、2021年の国内コロナ死者は約2万人、2022年のコロナ死者は約4万人にすぎない。その倍以上の人の死因はコロナではないのである。ちなみに2011年の東日本大震災の時の超過死亡は5.5万人。その倍近くの人が自然災害のないこの2年間で亡くなっていることになる。これはなにかのっぴきならない原因があるはずだ。しかしこれを特定するのは非常に難しく、新聞でもいろんな専門家の考えを並べるにとどまっている。それによると、コロナ直接原因の死亡以外で考えられるのは、医療ひっ迫、コロナ原因の衰弱、自粛による老人の運動不足などとされている。しかし、これらはあくまでも仮説である。同じ仮説としてなら、御用専門家や新聞TVが決して言わない原因を考えないわけにはいかない。それはコロナワクチンである。その兆候は上のグラフで読み取れる。詳しい説明は省くが、グラフでa,bと赤字で書き込んだ個所に注目してほしい。aは1,2回目のワクチン接種が行われた時期。bは3回目の接種時期である。その数か月後にいずれも循環器や呼吸器疾患死急増の山が現れているのである。新聞にはワクチンの影響死には一切言及していない。しかし、仮説としてありうるのだから検討すべきである。はじめからないものとして取り扱うこと自体当局の意図を感じざるを得ない。