対話型AIの使い方特に学生においてほか

◎今朝の新聞記事に、学校現場でのchatGPTの扱いについて示唆に富む話が載っていた。ドイツでの話であるが、「逆らうより使いこなす」の精神で積極的に活用する。そんな斬新な教育が、ドイツのある田舎町の学校(日本の中学高校に相当)で行われている。「いずれ生徒はチャットGPTを家で使うようになる。だったら、学校が先手を打ってコントロールすべきだ」と副校長は言う。GPTの文章を批判的に吟味する訓練がその基本だ。それにより生徒はより意欲的に知識を吸収するようになる。要するに

、「会話型AIは重力と同じで逆らえない。ならばコントロールを考えるべきだ。」

それについてRECOCAに一つ思いついた考えがある。それは将棋や囲碁におけるAIの利用の仕方を参考にすることである。将棋や囲碁のAIは今や人間のプロ最強よりもはるかに強い。読みの量が桁違いだから当然だ。AIと将棋を指して勝とうとするのは、車と駆けっこして勝とうとするのと同じだ。だから、人間側はAIと勝負するのでなく利用に徹するようになった。つまり、AIの打つ手を参考にして勉強し能力を向上させて、本番である人間同士の対局に備えるのである。勿論対局場へのスマホPC持ち込みは厳禁である。このようにして両者ウインウインの関係を築いている。棋士にとって今やAI将棋の補助なくして棋士生活は成り立たないだろう。

学校もこれに倣うのである。学生の普段の勉強において会話型AIの使用は自由にしておく。そして普段の宿題のレポートはAIが関与しているものとして扱う。つまり成績の点数には含めないことにするのである。そして、学年の成績は試験の結果のみとする。勿論試験では会話AIが使えないように、スマホ等の持ち込み禁止とする。これでどうだろう。

◎東久留米、気温の変化が実に大きいです。お一昨日の最高気温28度、昨日16度、今日23度。今日と明日はからっとしたこれ以上ない素晴らしい陽気のようだ。こういう日は年に数日、本当に少なくなった。

うちの庭先でけったいなことが起きている。庭先の農園では相変わらずコスモスが元気いっぱいに咲き誇り、一方の玄関先ではカシワバ紫陽花が見ごろの珍風景。

週刊朝日廃刊まであと2号の広告。

廃刊間際というのに相変わらず魅力のない内容だ。