救急車有料化に思う

6月1日から救急車有料になる自治体があるというネット記事がありました。三重県松阪市。同市の三つの基幹病院では救急搬送されて入院に至らなかった場合7700円救急車代が掛かるようになります。7700円というのは半端ですが、紹介状なしで病院にかかる特別初診料と同額の意味らしいです。交通事故搬送は例外。有料化の意図ですが、タクシー代わりに気楽に使う例が増えて救急車の出動が激増している現状の回避が主な目的です。これは賛否両論があると思いますが、長期的には自然の流れだと思います。ただし、運用上はいろいろ問題が噴出しそう。入院までに至らなくても、例えば餅で喉が詰まったとか、溺れたとかの場合はどうでしょう。それならいっそのこと、入院有無など関係なく一律有料化すればすっきりするのではないでしょうか。そうでないと、症状から重症、軽症の判断は素人には無理だし、119番で尋ねても難しいのではないかと思うので。

ところで救急車で病院に行った場合のメリットは何だと思いますか。もちろん、病院への交通費が無料であることはそうですがそれ以外にです。それは救急車で搬送されれば順番に関係なく優先診療の対象になることです。これは救急搬送者イコール重症者という性善説に基づく扱いです。優先診療代だと思えば7700円など安いものだという割り切りも成り立つのかなと思います。苦痛で呻き苦しんでいるのに自家用車でいったばかりに順番通りという杓子定規の扱いで死ぬ思いをしたなんて例もありますからね。

日本では今後こう言う公的料金の値上げは頻発するでしょうね。たとえば家庭ごみの収集などどうですか、皆さんの自治体では。東久留米市ではすでに何年も前から有料化されました。いずれ徐々に値上げされるでしょう。日本では水道料金も米国に比べたら2,3分の1みたいです。水道の民営化なんて話もよく聞きますね。しかし海外では民営化したら水質が悪化したとか料金が爆上げになったとかで結局失敗に終わったという例が多いそうですからよく考えたほうがいいです。こういう話はたいてい政治家の利権絡みが発端ですから。