「昔の名前で出ています。」とは現在行われようとしている立憲民主党の代表選挙を揶揄したもので、9月3日朝日天声人語において記された表現である。これはどういうことかというと、同党の新しい代表への立候補者が15年前に同党が与党であった時に代表であった野田氏と枝野氏しか立候補者がないことにあきれたことを表す表現である。実はこのことはすでにわたくしRECOCAが1週間以上前に拙ブログ記事で取り上げておいた話題である。天声人語に先行。これはひょっとしてRECOCAのセンスは天声人語並になったかと秘かに悦に入っている次第である。
それはともかく、この立憲民主党代表選についてどう思われますか。現代表の立候補さえ不透明で推薦人不足で立候補できないかもしれないのです。この20年間この党は何をしていたのか、と思ってしまう。若手は一人も育たなかったのか、(育てなかったのか。)しかし立候補者の顔ぶれが単に古株だから一概にダメというわけでは勿論ない。しかしこの二人から何か自民党に対抗して国民のためになる何か新しいリーダーシッップの萌芽を感じ取ることができるだろうか。これが野党第一党のおかれた状況である。だから自民党が内部でいくらへまをやらかしても競争する野党がいないからコップの中の嵐とみなして悠然としてしていられるわけだ。
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