今日は何の日?⇒3.11&3.14

◎まず3.14から

3月14日、つまり3.14⇒3.14159・・円周率。むろん暦に円周率の日なんてのはありませんが、朝日新聞天声人語に載ったコラムが面白かったです。混沌としてすっきりとは割り切れないこの世の出来事を無限小数点の無理数である円周率πになぞらえた切り口は秀逸でした。ちなみにπ3.14・・の続きは現在大型コンピューターによってなんと202兆桁まで計算されているそうです。口頭で読み上げるだけで200万年かかると言います。そんな膨大な桁数を計算をして何の意味があるのか。これは、大型計算機の計算速度の指標になっているので意味はあるのだそうです。

◎3.11⇒東日本大震災の日

震災から14年目の年月が経過しましたが、依然として3万人近い避難民の解除が実現していない現状をみれば、いまだ10年ひと昔と簡単に括ることはできないですね。避難民の大部分は福島原発事故から避難を余儀なくされた方々です。日本から原発をなくす以外にこのような悲劇の再来を防ぐことはできないと強く思います。

TVで3.11の特集番組をいろいろやっていましたが、私が最も感銘を受けた番組はNHKTV「風の電話」の再放映でした。風の電話、ご存じですか。岩手県大槌町の在住の方が大震災後死別の肉親ともう一度話がしたいという思いから自宅の庭に設置した電話ボックスです。中にはつながってない黒電話が一つ。それを震災後外部に開放しました。年間1万人近い来訪者があるそうです。TV番組では来訪者の許可のもと電話での会話録音に接することができました。「大事なのは感じること、亡くなった人は見えない、声も聞こえない。でも電話の向こうに感じることができる、亡くなってもつながることができる。それが生きる希望になり、心の再生力になる。」とは風の電話設置者の言葉です。風の電話利用者は3.11被災者に限らず、遠くは遠来の海外居住の訪問者もいるということですから、繋がるということによる心の癒しは洋の東西を問わず普遍的なもののようです。

◎震災地の幽霊話

あまりに多くの死者が一時に集中すると幽霊の出現が目立つようです。興味深いのは幽霊話を単なる単発のエピソードとしてでなく、大学の社会学研究者がゼミのテーマとして研究材料として扱っていることです。その成果は何冊かの単行本として一般に公開されています。例えば幽霊を乗せたタクシー。後ろを振り返ると無人だったという話を聞くと思い違いとか寝ぼけていたんだろうと思いますが、タクシーの場合その都度メーターを倒して実車扱いにしますから客が消えたら料金に穴が開くという証拠が残ります。

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