人工の脅威と自然の驚異

台風もどきが太平洋沿岸を北上して以来、私の居住地である東京多摩の東久留米市界隈は酷暑忘れの過ごしやすい陽気に恵まれている。こういう時はいろいろ妄想が湧く。

①数ある人工物に置いて一番の脅威、恐怖はなんだろうか。私にとっては核兵器である。新聞情報によれば核保有国は9か国。それらの国が保有する核ミサイル数は1万2340発だそうである。世界を何度破壊しつくすことができる量だろうか。この悪魔の兵器を史上初めて日本に投下した責任者は米国大統領だったトルーマン。彼は投下決定は道義的に難しい決定であったかと戦後のTV番組で問われて、露ほども感じなかったと指をパチンとならしたという。彼の中身はおそらく有色人蔑視で凝り固まった人物だったと思う。同じ白人国、例えばドイツには決してそんな野蛮な決定は下さなかったであろう。これは現代風に言えば「米国ファースト」の思想に帰結するものである。

私は霊魂霊界信奉者である。トルーマンは霊界の下方地獄の入り口で深く反省し、改悛のため自ら灼熱地獄の体験を申し出ているに違いないと思う。

相対性理論創始者アインシュタイン核兵器戦争の未来について次のように述べたという。「第3次世界大戦がどのように行われるか私には分からないが、第4次世界大戦で使われる兵器についてはお教えできる。それは石である。」

賢明なる読者にとってこの意味は自明ですね。

②自然の驚異

数ある自然現象の中で一番の脅威は何だろう。私にとっては二つある。ひとつは、突然空から降ってくる巨大隕石、彗星の類。6千万年前にはその影響で1億年以上繁栄した恐竜が絶滅した。もっともそのせいで哺乳類、人類の黄金時代に移行できたのだが。同じ事が将来、いや今すぐに起こって、今度は人類絶滅となっても不思議ではない。私の思うもう一つの脅威は火山の噴火である。桜島とか新燃岳の噴火規模なら何ということないが、一発の噴火で日本列島全域に壊滅状態をもたらすような大噴火が平均およそ1万年間隔で起きている。これが人のいない海の真ん中で起きてもらいたいというのが切なる希望的妄想である。その真意はそれによる寒冷化への気候変化である。膨大な噴煙噴出物の空中滞留による太陽光の遮断効果で地球温暖化が一気に逆転できる。実際に恐竜の絶滅はそのせいなのである。巨大隕石激突で大量の埃が舞い上がって何十年(何百年?)も滞留した結果、光合成不足で植物が枯渇し大食漢の恐竜は餓死したのである。こういう副作用があるのであまり強烈な火山噴火は困るが、そこそこの規模であれば何年か、うまくいけば何十年か温暖化を押し戻せる。