楽しく安心して暮らせるための基本は衣食住の安定と充実。しかし、現在の日本ではこれが揺らぎつつある。特に食と住。まず米。
日本人の食と言えば米。その価格が昨年から2倍に跳ね上がり、政府の備蓄米供出にもかかわらず今や店頭価格4千円超が普通になってきた。嘘も百辺聞くとほんとになるのことわざ同様、高価格の値札も見慣れれば当たり前の景色になるみたいで、新聞テレビはおろか周りの人たちもごく当たり前の様子で穏やかだ。そんな中、高市総理は驚くべき政策を打ち出さした。来年の米の減産である。せっかく小泉前農相が過去の減産政策の行きすぎを是正してコメ価格低下を目指そうとしたのにこれをひっくり返した。供給過剰による米価の値崩れを懸念する農家の反発を恐れたからだという。しかし起きてもいない値崩れを今から心配する必要があるだろうか。それよりも現に起きている米価の急上昇を緩和する方が先だと思う。私の予測だと、今回の減産政策のぶち上げで、コメの先物価格が高騰するのは必定で来年の新米価格はすごいことになると思う。

次に住
このところ日本中特に都心の家賃が急騰しているとのことである。これは直近のNHKクローズアップ現代で報道された。突然何万円もの家賃更新が一方的に降ってくるのだそうである。特に都心のマンションがすごいらしい。理由はいろいろあるらしいが短期の転売目的の購入が頻発していることが大きいらしい。これを阻止しようと動き出した自治体もあるようであるが果たして止められるのか。
高市総理の所信表明では物価対策を大きな柱の一つに挙げている。外交防衛政策が同総理の真骨頂であろうが、庶民の満足には無関係だ。物価高騰を如何に抑えて給料を上げるか、これに尽きる。演説ではガソリン税是正とか社会保障改革を柱としているようだが、もっと日常生活に直に響く米価や家賃の高騰などにも細かく目を向けるゆとりがあるかどうか。多分ダメだろうな。



