「副反応をなくせ、安全なmRNAワクチンを」

NHKTVサイエンスゼロ。2025年11月2日放映

この番組はある意味エポックメイキングと言える重要な内容の番組だったと思っている。その意味はmRNAワクチン接種後の副作用において国が言うような発熱倦怠感だけでなく長期的な重い症状が存在し、その解明と治療更には副作用を軽減する次世代ワクチンの必要性を提言する内容だったことである。

接種後の副作用を訴えて受診しても国の見解に反するとして門前払いする多くの医療関係者、重篤な副作用の存在を提起する専門医の告発に対しては一方的にデマ扱いするかつての厚労大臣、そして少しでも国の見解に反する記事と見るとすぐに検閲削除する一部のSNS等にはその過ちの真摯な反省と自戒を促したい。

 さて、番組によると副作用の原因は三つある。最初の二つはすでに知られており、これを取り除く研究が今進行中であり今後10年くらいのスパンで、副作用の発現を今の6分の1に抑えられる次世代mRNAワクチンが実用化される見込みであるとのことである。(専門家談)二つの副作用の原因を以下に示す。

原因①mRNAを包み込む脂質(LNPという)の有害性

RNAとは体内へ注射するコロナウイルスの設計図のこと。mRNAは体内では非常に壊れやすいので、このままでは注射直後細胞に届く前に瞬時に壊れてしまう。それを防ぐためLNPという脂質のラップに包んで細胞に送り届ける仕組みになっている。しかしLNPには有害性があり体内に入るといろんな悪さをする。人の免疫がLNPを異物と認識して攻撃するのである。その影響で注射局所の腫れやだるさが出るのみならず、LNPが全身を巡ると発熱、ショック状態など全身性の副作用を引き起こす。マウスの実験ではLNPは局所に留まることなく全身を巡ることが確認されている。

原因②mRNA自体にも副作用の原因あり(出来損ないのmRNAが混在することによる)

実はこれまでの製造方法では一定の割合で出来損ないのmRNAがどうしても発生してしまうのである。ここでは「出来損ない」の中身は省略するが、この出来損ないmRNAが細胞内に入ると暴走していろいろな副作用の原因となる。

以上の2つの原因については以下のような回避方法が考案され、既に動物実験臨床試験が開始されている。

  • 原因①の脂質(LNP)の有害性を逃れるためにLNPでのラッピングなしに裸のmRNAを注射する方法が開発され試験中であるとのこと。具体的には皮膚内に高圧注射(ジェットインジェクター)を行い、mRNAが壊れる前に速やかに細胞に届けてしまうという発想である。(@東京科学大学)
  • 原因②の出来損ないmRNAを作らない為に画期的なmRNA製造技術が考案された。これによりほぼ純度100%のmRNAを提供できるとのこと(@名古屋大学)これらの技術は臨床試験を経て5~10年後には実用化され、副反応が現在の6分の1の安全なmRNA]wクチンになる見通しである。

さて、厄介なことに上記二つのよく知られた副作用原因に加えて新しい3つ目の副作用原因が最近見つかった。それは、

  • ワクチン注射の結果体内に出来るスパイクタンパク

スパイクタンパクは免疫の元となる重要な物質であるが、同時にこれがさまざまの体調不良の原因ともなりうるのである。スパイクタンパクは免疫作成の役割を終えるとすぐに2週間ほどで消滅すると当初から言われてきた。これは厚労省も専門家も国も異口同音の見解で今も変えていない。しかし、公共放送のNHKがこの番組でこれを否定して長期に亘り体内に残存するという説を紹介することは重要なエポックメイキングなことであり、ワクチン推進派にはショッキングな番組であったと思う。具体的には米国の元免疫学会会長でイエール大学教授の次のような談話で紹介された。「mRNAワクチン後遺症42人の血液を調べたとところ、ワクチン接種後700日以上たっても検出できたし、400日、500日後で検出したひともいて非常に驚いた。そんな長期間消えないことなど絶対にありえないと思っていた。なぜなのかそのメカニズムは全く分からない。解明の研究が急務だ。」残存スパイクタンパクが後遺症の原因とは断定していなかったが言外にそのニュアンスが感じられた。以上でNHKTV番組内容紹介は終了する。

これを視聴したRECOCAの感想。体内いろんな臓器に残存するワクチン由来のスパイクタンパクががんを含む長期的なワクチン後遺症副作用発現の肝だと思った。国は心を入れ替えて解明に真剣に取り組んでほしい。

ところでスパイクタンパクの長期体内残存については既に2022年に日本の医師であり研究者によって発見され論文になっている。その医師は高知大学教授で兵庫県の皮膚科医佐野医師。番組内の米国研究者の話は何をいまさらという感じがした。先に日本の研究を取材すべきだった。佐野教授の仮説は、臓器滞留のスパイクタンパクが局所の免疫を悪化させて様々な臓器の疾患を誘発するという考えである。最後にそれに関連した動画を示しておくのでご視聴ください。

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