鳥取の内陸地震

1月6日島根県東部震源の深さ11㎞、M6.4の地震が起きました。山陰地方の鳥取、島根のエリアはM6~7クラスの非常に浅い内陸地震の巣窟です。この地域の東西200kmのエリアは周辺に比べて地震を起こす「ひずみ」がより多く蓄積している「歪み集中帯」として知られているそうです。理由は地中の岩盤が柔らかいためです。そこへ、南海トラフから沈み込むフィリピンプレートの圧力が常時加わって地中の活断層が頻繁に動いて地震が多発するのです。ここで起きる地震の特徴は震源が浅いこと、マグニチュードMは最大でも7クラス、M6級が多いことです。

鳥取地域の内陸地震が注目される理由は力の源が南海トラフ巨大地震と同じだからです。京都大学西村教授によれば、南海トラフ巨大地震のの前には西日本の内陸を震源とする地震が活発化するとの研究結果があるとのことです。南海地震が近いことを考えると今回の地震もその巨大地震の前ぶれの一環と捉えることもできそうですが、特定の地震を巨大地震予知に結び付けることはできません。地震学がそのレベルに到達していないからです。それを承知の上で、この地域における過去の地震履歴を調べると次のようになります。

①1872年M7級②1943M7級③1978M6級④1983M6級⑤1991M6級⑥2000M7級⑦2016M6級⑧2018M6級⑨2026M6級

これを見ると1978年から現在まで、それまでの35年間のお休みから目覚めて、およそ7年毎に揺れてることになります。しかし、これを巨大南海地震の前兆現象とみるのかどうかはおそらく誰にもしかとは分からないと思います。