追伸の追伸「地震の基礎」NHKTV高校講座参照による

◎初めに前回記事の訂正。

海溝型地震の説明で、引きずり込まれた陸側のプレート先端が限界に達して断層になって地震が起こると書きましたが誤りです。正しくは引きずり込まれた陸側プレートが折れ曲がり、これ以上曲がらないという限界に達したところで元へ戻ろうとして跳ね上がります。その動きが地震となります。

地震の基礎

今はいい時代になりました。NHKTVの高校講座できちんと学ぶことができます。昨日丁度放映していました。まず地震のタイプには、海溝型とプレート内断層型の二通りがあります。まず①海溝型から。海側のプレートが押し寄せてきて陸側のプレートにぶつかるとその下へ沈みこんでいきます。なぜかというと海のプレートの方が重い岩石だからです。日本列島の太平洋側近海がその典型的なエリアです。

沈み込みに伴い、陸側プレートの先端を道連れにして引きずり込みます。その際陸側プレート先端は下向きに折れ曲がります。

下方への曲がりの力に耐えきれなくなる(物理的に言えば、歪の限界に達すると)突然元へ戻ります。その動きが急激な跳ね返り運動なので地震となるのです。跳ね返るとき海水も押し上げるので津波となります。

海側プレートが陸プレートにぶつかって沈み込むところには深い溝ができます。これをトラフと言います。(南海トラフ、相模トラフなど)俗に日本海溝などともいう。このタイプの地震特徴はまず繰返し周期が100~150年と割にはっきりしていること、それにMが8~9と巨大地震であることが多いことです。

もう一つの地震タイプが②プレート内断層地震です。これは文字通りプレートの境界でなく、プレート内部での断層が元で発生する地震です。逆に言うと地震にはこの二つのタイプしかありません。とにかくプレート境界で先端が跳ね上がるタイプでなければすべてプレート内断層型です。ですから日本列島の震源の浅い地震はすべてプレート内断層型。断層を起こすおおもとの力は、海側プレートが陸側プレート(つまり日本列島)下へ潜り込むときに働くおよそ北西向きの力です。一旦断層ができてその後も力が加わり続けると同じ場所が脆弱なので再度断層の動きをします。これを活断層と呼びます。その周期は数百年から1万年以上と、断層によって大きく異なりますがその精度は海溝型地震に比べるとかなり劣ります。一度動いた活断層が次に動くのは何世代、何十世代もあとのことですから地震直後の活断層のところへ移住すれば断層地震の直撃を免れることができます。ですが近傍に別の活断層が存在すればその限りではありません。プレート内地震のMは最大でも7くらいです。震源が浅いですからMが大きくなくても大きな被害が出ることが多いです。このケースは特に西日本に多いです。

日本の主な被害地震は次の通りです。

クイズ

このうち海溝型は?

◎今朝の日本列島は冷えましたね。吹雪のところも多いと聞きます。東久留米も寒かった。雪雲も現れました。ふと見たらうちの庭の紅梅が花開きそうでした雪雲と紅梅の取り合わせが面白いので撮影してみました。

◎クイズ回答

1と3が海溝型。

・関東地震(1923)

相模トラフで南からフィリピンプレートが沈み込む。合わせて東から太平洋プレートも沈み込む。という複雑怪奇な珍しい場所。今現在静穏なのが不思議なくらい。

・東北太平洋地震(2011)

日本海溝で太平洋プレートが北米プレートへ潜り込む。