唾液腺

スタイルアサヒ7月号から

唾液腺から非常に重要な因子が分泌されている。それは、認知や学習の機能向上に重要な働きを担う「神経成長因子」。

認知機能の維持にかかせないもの。ところで、この神経成長因子の分泌が「恋のときめき」によって促進されるという研究結果が出た。

最近恋に落ちたカップルは、恋人のいない人よりも神経成長因子の分泌が40%も多いとのこと。さらに面白いことに、その高い状態は2年しか持たない。

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唾液腺の成長因子を高い状態に保てば、認知症になるリスクを大幅に減らせるだろう→それには「ときめきが必要」→恋愛である必要はなく、何でもよい。例えば、新しいことを始める、新しい環境に身をおく、その他諸々。→ただし、2年しか効力が続かないから、頻繁に「新しいこと」を更新し続けなければならない。→これはエネルギーがいる。→これだけのエネルギーと好奇心が旺盛なら、なるほど認知症には縁遠くなる。

・清水に色映しけり花菖蒲

・梅雨晴れや今日よりほんとの高齢者