マスクだらけ・ほか時事交々

◎外出して周りを見渡すと半数以上の方はマスク着用していますね。皆様の地方はいかがですか。そにて皆様方はマスク愛好者ですか。私は嫌いなので医療機関介護施設訪問時以外着用することはありません。とくに建物外のオープンスペースでも多くの人が着用。これはコロナとかインフルエンザ予防というよりも花粉症防止とか単なるマスク癖が抜けないだけなのでしょうね。いうまでもなくウイルスのサイズはマスクの網目サイズに比べて比較にならぬほどの小ささですからマスクは感染症の防御には役立たないといわれています。加えてマスクの布に添付されている薬品が問題という記事を読みました。マスク着用者の健康に悪影響を及ぼすのだそうです。例えば、頭痛、めまい最悪がん発症とか。どこの医療機関に行ってもいまだにマスク着用強制ですね。お医者さんは自分で考えないのだろうか。だから健診結果の通知についても、学界から下付されるマニュアル通りのことしか言わない理由がわかる気がします。

◎岸田内閣

相変わらず支持率低迷です。岸田内閣の今年の目玉政策ご存じですか。減税ですよ。増税したら支持率下落というのは分かるが、減税して支持率下落とはこれいかに、という皮肉な質問が自民党議員から鈴木大蔵大臣に投げかけられました。大臣は、丁寧な説明が足りないからだ、というお答えでしたが、私は違うと思います。有権者を甘く見てはいけません。岸田減税目玉は所得減税だからです。これではサラリーマンの給料の手取りはほとんど増えません。なぜなら、社会保険税(健保、介護等)の料率がきつくて所得減税のメリットが簡単に相殺されてしまうからです。これを回避する政策とセットでない限り減税しても意味はありません。思うに、岸田首相他政府高官は庶民の台所事情をご存じないようです。だから打つ手が空回りで庶民の心に響かないのです。

今朝の朝日コラム折々の言葉に面白いことが書かれていました。勝海舟の言葉「政治はつねに世態や人情を実地でよく観察し、事情に通じてないとだめだ。徳川の幕臣はだから暇さえあれば目抜き通りから場末、貧民窟迄歩き回った。それが官軍による江戸攻めという非常のとき役立った。(氷川清話)」

米国へ行くのもいいですが、岸田幹部は国内でもっと庶民の利益は何か本気で考える必要があるのではないでしょうか。大蔵省のほうばかり気にされているように見えます。庶民に不人気な理由の一つでしょうね。

 

なんと暑いこと。これ4月の陽気なの??

今年は桜前線の北上が遅かったので、ひょっとしたら初夏の訪れも遅れるのかと期待していたら、どっこい話は違ってそんなにうまくは運ばなかった。このところの最高気温は東京で25度。これはもはや夏日である。新潟では30度越えの猛暑。東京の25度は一時のことと思いきや、スマホの予報を見ると25日から5月初旬まで最高気温25の数字が張り付いている。これはひどい。うろ覚えだが、去年のほうがまだましではなかったか、という嫌な予感にかられて、ネットの長期予報を検索してみた。すると、予感的中のような記事が多かった。つまり去年かそれ以上の酷暑の夏になるという気になるご託宣だ。ご存じのごとく2023年、つまり昨年は観測史上最も暑い年ということになった。それ以前の最も暑い年は2017年だったがこれを大幅に更新したとのこと。理由は温室効果ガスの増加と、スーパーエルニーニョ現象のダブルパンチである。エルニーニョは今年前半までは続くとみられるので、今年も超温暖の気候は継続する。さらに昨年の高気温で大気が温まっているので、温暖傾向は昨年に上乗せして現れるということになる。つまり、去年の酷暑を上回る夏になるということである。去年の夏は東京35度が常態化していた。今年はこの数字がどこまでいくか。40度にならないことを祈るのみだ。老人は酷寒酷暑にことのほか弱いからである。

一方、今年の梅雨の到来は遅れる傾向とのことである。そして7月は梅雨前線が停滞しやすいため梅雨明けも遅れる。西日本、東日本の太平洋岸ほど長雨や一時的低温傾向が続き、梅雨時期の大雨に警戒が必要。梅雨は長い傾向。ということは7月は涼しくてほっと一息つけるということか。そして、梅雨明けと同時に昨年以上の猛暑日の襲来となる。残暑も昨年以上に厳しい。まずいことに最近の予報精度は格段に上がっているから、覚悟した方がよさそうである。でも外れてほしい。

「野菜は好きですか」のアンケート

表題のアンケートが朝日新聞Be版に載った。ほとんどの人は野菜を必ず食べていますね。でもその理由は野菜が好きだからだろうか。それとも、食べないと病気になるからやもうえず食べているだけなのか、ちょっと気になって読んでみた。

・野菜は好きの回答・・・95%

・嫌いの回答・・・5%

これはやや意外だった。肉や魚に比べたらそんなにおいしいとも 思えないのに、というのが私の感想。

好きな理由を見て納得。好きな理由の一番は「健康にいい」つづいて「おいしい」、

「様々な料理に使えて便利」、「栄養価が高い」が続く。そして好みの野菜は、一番がキャベツ。以下とまと、玉ねぎ、じゃがいも、かぼちゃ、枝豆、きゅうり、大根と続く。

野菜嫌いの人、やっぱりいるんですね。理由は「おいしくない」と「特に理由がない」が大半。食べる習慣がないという人もいる。

私が思うに、子供の頃に野菜嫌いが定着してそのままになっているのだと思う。子供は大体が野菜嫌いだから、親があの手この手で味覚を野菜好みに誘導していくのが大事だと思う。

普通野菜は毎日食べますよね。できれば毎食が良いと栄養士はいいます。毎日食べる人の割合は90%。それに対して月に数回しか食べない人もいる。(1%)これはもう野菜ゼロに等しい。それでも生きていけるんだ。

ところで、食事のなかで野菜はいつ食べますか。私は20年以上前、サラダは一番最後に食べていた。店でも後の方で出てきたと思う。ところが、カナダへ赴任してカルチャーショックを受けた。レストランでは最初のコースがサラダなのである。はじめの頃はすごく違和感があったが、3年滞在しているうちにサラダファーストの食事にに慣れた。そして日本に帰国してから耳にしたのは、野菜は食事の最初に食すべしの情報。理由は、食事による血糖値の急上昇を防ぐためである。帰国後今日までの25年間、野菜ファーストの食事が自分に定着、今では無意識の習慣になっている。

さて、我が家では野菜は非常に馴染みある食材である。なぜなら庭の目の前が私営農園で自前で野菜を栽培しているからである。この一年自前で栽培して食した野菜と果物一覧を作ってみた。けっこうある。以下順不同。

人参、ささげ、アスパラ、ピーマン、きゅうり、とまと、なす、生姜、すいか、エンドウ、枝豆、ニラ、ノビル、蕗、赤カブ、ホウレンソウ、菜花、小カブ、イタリアンパセリ、レタス、サラダ菜、そら豆、ルッコラユキノシタ、いちご、らっきょう、ハヤトウリ、とうもろこし、ネギ、ごぼう、小松菜、白菜、きゃべつ、ブロッコリー、カリフラワー、ニンニク、ルバーグ、虹色菜、よもぎ、菊芋、里芋、じゃが芋、さつま芋、大根、三つ葉、春菊、赤じそ、青じそ、ニガウリ、ラズベリー、ブルーベリー、いちじく、びわ、甘夏ミカン、梅、金柑

野菜高騰の被害も最小限で回避できたはず。ちなみに私は食す人専門。栽培人は妻。

自分の畑でも珍しい色合いの野菜⇒虹色菜

とても鮮やかな色が特色

 

さぁ新年度。税金ぞろぞろ⇧⇧⇧目白押し

まず介護保険料のアップ

朝日新聞によると74自治体のうち6割で引き上げとなる。引き上げ幅は自治体ごとに大きく異なる。一番引き上げ額が大きいのは大阪市で月額基準額1155円。その結果基準額そのものも断トツ一位の9249円。次いで千葉市の900円増で6300円に。保険料負担は介護保険開始時の2倍に増加した。大阪が高額なのは高齢独居の割合が突出して多いからということらしい。

次いで「子育て支援金」の名目で医療保険料に上乗せになる。その額の概算は次の表乗っ取り。

なんのことはない。少子化対策とかで青年層になにがしかが支給されるがその財源として税金を払わなければならない。子供を作るのはよく考えてからにしよう、となるだろう。

介護保険税とか健康保険税の保険料の算定基準の階段が荒いため、低収入でも江戸時代の年貢のごとく容赦なくむしり取られる感じだ。そのため払えなくて滞納者が多く、挙句の果て預貯金や不動産の差し押さえを食らった65歳以上の高齢者は年間2万人を超える勢いである。年金受給者は預貯金の預け先を自動的に把握されているから差し押さえは容易だ。こういうことに備えて、マイナカードへの銀行等の紐付けは慎重にしたほうが良いと思った。

農園に紫陽花が咲いている。

レースラベンダー

 

アシスト自転車恐るべし

いつもはどちらかというとシリアスなテーマのB級動画を拾うことが多かったが、今回は見る人、とりわけ自分のような超高齢者を超勇気づけるお話。

89歳のおじいさんがなんと神戸から東京まで600キロを9日間でサイクリングしたという信じられないお話。この方はごく普通の人で普段体力強化の運動をしているわけでなく、東京に住む息子さんに会うことだけを楽しみに思いついたというところがいい。写真の自転車を見るとママチャリみたいに見えるアシスト自転車だという。自分も運転免許返上に備えて周りのアシスト自転車経験者にいろいろ聞いて回っているが、必ずしも無条件に推薦してくれる話ばかりではない。しかし、今回の動画を見てアシスト自転車のアシスト効果を大いに見直した。70キロを9日間連続走破して足が壊れなかったとはすごい。

approach.yahoo.co.jp

◎政府がこんなことをやろうとしてる。良し悪しは別にして知ってましたか。私はTVニュースは見ないが、朝日新聞朝刊には斜め読みとはいえ一応目は通してるつもりなのだが知らなかった。ネットにも目を通さないと情報が欠ける。

youtube.com

満開だ

東京でも満開になった。10日遅れだそうである。今年の春は寒暖の差が強烈で目覚めた桜も驚いているであろう。日曜日は最高気温予想22度、陽が照ると暑いのではないだろうか。花の下での絶好の宴会日和の日曜日だ。わが街多摩東久留米の宴会場といえば都立小金井公園。今日土曜日午後の様子を視察してきた。コロナ前の7,8割の人出かなと感じた。

小金井公園へのアプローチ遊歩道の桜トンネル。

公園入口、ピンクの枝垂れ桜

公園の中のBBQ場。ここだけで許可

ドッグラン場

花見の宴をするところ

同じく宴会場

有明という品種の花 👆👆

大ボケ

SLの展示

14日まで毎晩ライトアップされる。前に見える黒い四角がライト

西口入場したところの飾りつけ

夕方5時半~8時半ライトアップ。14日(日)迄毎日



おまけ(猫のカレンダーから)




 

 

 

知性論争@静岡川勝知事

新聞報道で見る限りこの方は一面的なものの見方にとどまっている方のようだ。川勝知事の発言⇒「野菜を売ったり、牛の世話をしたり、物を作ったりということと違って、皆様方(県庁新入生のこと)は頭脳、知性の高い方です。~」

ご本人は色々弁明されるが、この文脈では明らかに県庁職員のほうが農業、畜産、製造業従事者より知性が高いという認識を示している。朝日の社説を見ると、この方は学者の出身で過去にもこういう他者を貶めて対象を称揚する論法で問題視されたことがよくあったと書いてある。つまり学者のよくある習性で、机上の勉強の優劣が最も大事なのである。

ここでいうまでもないことだが、農業、畜産、製造業には知的財産権で保護されたノーハウが山ほどある。これらを適切にフォローし、さらには改良、創造を加えるには高い知性が要求される。これができない従事者は取り残され事業に失敗する。県庁職員でも同じであろう。

問題は高い知性をどのように使うかである。国民の福利厚生を意図しない知性の行使は単なる頭の空回りだ。その点農・畜産・製造業ではその見分けははっきりしている。なぜなら、国民に役に立たない農・畜・製造業はすぐに淘汰されてしまうからである。一方、役所、政界、学界などではどうか。自分の見るところ、国民の役に立っている部分はほんの一握りだ。大部分は出世と金儲けにうつつを抜かすことだけで彼らの生活は成り立っている。例えば裏金を作る研究、ネズミのごとく迂回路、抜け道を探る研究・・。

知事として新入生に訓示するなら、せっかく授かった高い知性をどう使って県民に奉仕すべきかをしっかり訓示すべきだった。そして公務員として何をしてはいけないかを。